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よしひろまさみち、オトナミューズ編集部

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【10月オススメ映画3選】マ・ドンソク主演『犯罪都市 PUNISHMENT』に『侍タイムスリッパー』も!

【10月オススメ映画3選】マ・ドンソク主演『犯罪都市 PUNISHMENT』。に『侍タイムスリッパー』

映画ライター・ムービージャーナリストのよしひろまさみちさんが、今月もマストな映画ニュースをモリモリお届けします〜。

気持ちいいボコボコ
『犯罪都市 PUNISHMENT』

韓国のガチムチ兄貴マ・ドンソク主演のヒットシリーズ4作目『犯罪都市PUNISHMENT』は、気持ちいいくらい悪をボッコボコにするアクション映画。身長178㎝、体重100㎏超のドンソク兄貴が演じるのは、“拳で悪を封じる”名物刑事マ・ソクト。IT犯罪組織のアジトに乗り込んで、複数のワルをひとりで、しかも武器なしでなぎ倒す! もー、ほんとスカッとするのよ〜。怪力過ぎ、強過ぎ、お茶目過ぎるソクト刑事に惚れ込むことうけあいでございます。

『犯罪都市 PUNISHMENT』
『犯罪都市 PUNISHMENT』
『犯罪都市 PUNISHMENT』
『犯罪都市 PUNISHMENT』
『犯罪都市 PUNISHMENT』

『犯罪都市PUNISHMENT』
story 麻薬密売事件の捜査を担当するマ・ソクト刑事(マ・ドンソク)は、事件の背後に、特殊部隊を解雇された残忍なリーダーが率いる国際IT犯罪組織がいることを突き止める。そこで新たなチームを組み、組織の壊滅に乗り出すが……。
監督:ホ・ミョンヘン/出演:マ・ドンソク、キム・ムヨル、パク・ジファン、イ・ドンフィ、キム・ミンジェ ほか/配給:ハピネットファントム・スタジオ/公開:現在、新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー中
© 2024 ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED.

『犯罪都市PUNISHMENT』

ポスト“カメ止め”になるかも
『侍タイムスリッパー』

タイトルから想像するお話とはちょっと違う自主制作映画『侍タイムスリッパー』。幕末のお侍が現代にタイムスリップして大騒動……かと思いきや、それだけじゃないのがこの映画のすごいところ。時代劇の中心地、京都の撮影所に迷い込んだ彼が第二の人生として選ぶのが、時代劇の斬られ役っていう想定外の物語。時代劇っていいもんですよね〜、ということを改めて感じさせるチャンバラ映画なんですよ。これ、都内1館スタートでめちゃくちゃ話題になりまして、なんと全国60館超に拡大公開中。2018年に大ヒットした映画『カメラを止めるな!』的なブーム再びの予感です。

『侍タイムスリッパー』
『侍タイムスリッパー』
『侍タイムスリッパー』

『侍タイムスリッパー』
story 幕末の京都。会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也)は、長州藩士を暗殺しようとしたときに落雷で気を失う。目が覚めると、そこは江戸幕府が滅んで140年後の京都太秦の撮影所。カルチャーギャップに苦しみながらも、彼はそこで斬られ役を極めようとするが……。
監督・脚本・撮影・編集:安田淳一/出演:山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの ほか/配給:未来映画社・配給協力:ギャガ/公開:現在、シネマ・ ロサほか全国順次ロードショー中
© 2024 未来映画社

『侍タイムスリッパー』

磯村さんの主演最新作は「どん底の底」
『若き見知らぬ者たち』

6月に開催したオトナミューズ創刊10周年感謝祭に駆けつけてくれた磯村勇斗さん。盛り上がりましたよね〜。そんな磯村さんが主演する最新作『若き見知らぬ者たち』がまもなく公開されます。彼が演じるのは、難病を患う母親の介護を一手に引き受けて、どん底の青春を送るヤングケアラー・彩人。ヤングケアラーを取り巻く環境がどれだけ悲惨か、即対応しないといけないはずの社会問題に鋭く切り込む問題作です。どん底人生にはまだ底があったのか……と、ズドーンと重量級ですが、観ないとダメな傑作。磯村さんのインタビューはオトナミューズウェブに掲載しているので、そちらもチェック!

『若き見知らぬ者たち』
story 難病を患う母(霧島れいか)を介護しながら、亡父の借金を返すために昼夜働き詰めの青年・彩人(磯村勇斗)。彼の恋人の日向(岸井ゆきの)だけが救いだった彼のどん底の生活は、ある出来事で最悪の事態に。
監督:内山拓也/出演:磯村勇斗、岸井ゆきの、福山翔大、染谷将太、霧島れいか、滝藤賢一 ほか/配給:クロックワークス/公開:10月11日より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
© 2024 The Young Strangers Film Partners

『若き見知らぬ者たち』

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text:MASAMICHI YOSHIHIRO
otona MUSE 2024年11月号より

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WRITER

よしひろまさみち/映画ライター

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

EDITOR

オトナミューズ編集部

37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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