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オトナミューズ編集部

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映画『アイミタガイ』【中村蒼さん独占インタビュー】尊敬する黒木華さんと初めて共演できて光栄です

――黒木華さんとの共演はいかがでしたか?

尊敬している役者さんなので、今回初めてご一緒させてもらって光栄でした。すごく繊細なお芝居をされる方ですし、見透かされているんじゃないかと思いながらお芝居をしていました(笑)。

 

――澄人と梓の関係性はどう見ていましたか?

梓は親友を亡くすという大きな出来事があって沈んでいるんですけど、澄人は彼なりに励まそうとしていて、これから一緒に長く付き合っていく人だからこそ、その話題を避けずにちゃんと触れるというのが彼の優しさなんじゃないかなと思うんです。一緒になって沈むんじゃなくて、触れるときは触れるけど、それ以外はいつも通り明るく振る舞うというのも、バランスが取れていていい関係性だなと思います。 

 

――落ち込む梓に澄人が「いい友だちを持ったよね」と言えるところに彼の人柄が出ているように思います。

そうだと思います。なんて言っていいかわからないくらいの出来事だと思うのですが、あの大事なときに出るひと言に人間の本質というか、「これからこの人と共にできるかどうか」みたいなものが見えると思うので。しかも澄人の場合は「こう言ったほうがいいかな?」と考えているわけじゃなくて、純粋に自然とそういう言葉が出ているような気がするんですよね。それが梓にとってはすごく支えられるというか、腑に落ちる言葉になっていると思います。

 

――演じられたなかで印象的なシーンはありますか?

終盤の、梓が澄人にからだを預けるために後ろに倒れようとするシーンですかね。梓が会いに来たのに最初は澄人がいなくて、トイレから出てくるという相変わらずのタイミングの悪さだけど、やっと彼の想いが届くシーンでもあるし、過去の回想の流れもあってすごく印象に残っています。撮影中、監督が「もっともっと」と言うから黒木さんと僕の立ち位置がどんどん離れていって、もしも何かあったらどうしようという緊張といろんな圧を感じながらの撮影でした(笑)。

Profile_中村蒼(なかむら・あおい)。1991年生まれ、33歳。福岡県出身。2006年に舞台『田園に死す』主演で俳優デビュー。以降、数々のテレビドラマ・映画・舞台で活躍。Apple TV+にて世界配信中の『Pachinko2』にて自身初の海外作品に出演。現在放送中のNHKドラマ10『宙わたる教室』に続き、Prime Videoにて11月28日21:00より配信されるドラマ【推しの子】、2025年1月放送開始のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』など、注目したい出演作が目白押し。

映画『アイミタガイ』2024年11月1日(金)より TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

© 2024「アイミタガイ」製作委員会

なぜ彼女は、亡くなった親友にメッセージを送り続けたのか?

誰かを想ったやさしい「秘密」が、立ち止まっていた人々の心を灯す。

ストーリー:ウェディングプランナーの梓は、日々の何気ないあれこれを亡くなった親友に送り続けていた。たとえ返事が来なくても- 。見逃してしまいそうな微かなふれあいが繋がり、秘密の糸がほどけるとき、思いもよらない幸せの歯車が動き出す。

 2013 年に刊行された小説「アイミタガイ」。ゆるやかに交わる連作短編が、一本の映画に生まれ変わった。『台風家族』(19)の市井昌秀が脚本の骨組みを作り、『ツレがうつになりまして。』(11)の故・佐々部清が魂を注いだ企画を受け継いだのは、『彼女が好きなものは』(21)やドラマ「こっち向いてよ向井くん」(NTV/23)の草野翔吾監督。親友同士の梓と叶海、二人の関係を軸に、一期一会の連鎖が大きな輪になっていく群像劇を紡ぎ上げた。

主演を務めるのは、映画『せかいのおきく』(23)や大河ドラマ「光る君へ」(NHK/24)をはじめとする時代劇から現代劇まで、精度の高い演技の幅で役柄の行間に奥行きをもたらす黒木華。梓との結婚に踏み切りたい交際相手の澄人には中村蒼。やや頼りないが憎めない人物像に、親しみのある存在感でアプローチし、梓の心を解きほぐしていく。梓のよき理解者で亡き親友の叶海を演じたのは藤間爽子。

 

出演:黒木華/中村蒼/藤間爽子/安藤玉恵/近藤華/白鳥玉季/吉岡睦雄/ 松本利夫(EXILE)/升毅 / 西田尚美/田口トモロヲ/風吹ジュン/草笛光子

原作:中條てい「アイミタガイ」(幻冬舎文庫) 

監督:草野翔吾 脚本:市井昌秀 佐々部清 草野翔吾 音楽:富貴晴美

配給:ショウゲート

https://aimitagai.jp/

カーディガン¥44,000、パンツ¥66,000(共にCINOH/MOULD)、その他スタイリスト私物
お問い合わせ先:MOULD☎︎03-6805-1449

STAFF CREDIT
photograph:SHO UEDA styling:DAISUKE ARAKI hair&make-up:GO TAKAKUSAGI[VANITES] interview SONOKO TOKAIRIN

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37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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