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よしひろまさみち

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リゾート感&アドベンチャー&壮大な楽曲群!映画『モアナと伝説の海2』でせわしない現実からひとときの逃避を!

モアナと伝説の海2

ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ~。

よしひろさん、「きのう何観た?」
『モアナと伝説の海2』

モアナと伝説の海2

story 海の冒険から3年。モアナ(A・クラバーリョ、屋比久知奈)は、人間を憎み世界を引き裂いたという“嵐の神の伝説”を知る。その呪いを解き、世界をひとつにするため、彼女は仲間と共に大海への冒険へ。

監督:デイブ・デリック・ジュニア/声の出演:アウリー・クラバーリョ、ドウェイン・ジョンソン、屋比久知奈、尾上松也、屋比久知奈、尾上松也 ほか/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン/公開:現在、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー中 ©2024 Disney. All Rights Reserved.

★現実逃避でほっこり落ち着きたい方へ★

あたしだけでしょうか。急に出てきた師走感についていけず、心もからだも壊れそうになっているのは(11月末まであったかかったせいもあり)。ぐぬぬぬ、こんなことでは2024年のラストが大風邪グズグズになってしまう……ということで、現実逃避に観てきました。『モアナと伝説の海2』。


正解だったわ~。現実逃避にぴったりのリゾート感&アドベンチャー&壮大な楽曲群! 海に選ばれた少女・モアナが再び人々のために危ない冒険に出かけるという、超絶シンプルな続編ストーリーではありますが、この荒んだハートには効果絶大な清涼剤になりましたわ。あたしと似たような気分に陥っている人、今よ!


なんせ「ビヨンド ~越えてゆこう」をはじめとする楽曲がすんばらしいの~。聴いていて心地よいし、命がけの旅に出るモアナが自分を鼓舞する気持ちを表現した歌だから、グッサグサ刺さりまくり。日本語吹き替え版で拝見したので、屋比久知奈さんの歌の巧さにのけぞりました(アウリイ・クラヴァーリョによる原語字幕版の上映館はかなり限定的なのでお宝感ありますのよ)。


ちなみにこの作品。もともとはディズニープラスの配信用に製作が始まったんですが、脚本段階からあまりにもできがいいとD社内騒然。で、劇場公開作品にアップグレードしたという、いわくつきでございます。続編だし、ファミリー大作だし、たしかに配信向きではあるんだけど、海の描写やとんでもなく壮大なアクションシークエンス、そしてサウンドは劇場でどっぷりってのが大正解。

リゾート感&アドベンチャー&壮大な楽曲群!映画『モアナと伝説の海2』でせわしない現実から逃避を

歌うますぎのモアナです

モアナと伝説の海2

旅路は長い!

モアナと伝説の海2

マウイ可愛い(実写版もこの役をやるドウェイン・ジョンソンが字幕版の声優)

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WRITER

よしひろまさみち/映画ライター

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

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