【ネタバレあり】Netflixシリーズ『イカゲーム』待望のシーズン2、映画ライターよしひろまさみちが最速レビュー!
【ここからシーズン1のネタバレあり】
まず、主人公のギフンが賞金をどうしたか、ってのが気になるところ。それがこのシーズンでのギフンの行動原理になるんですよ。シーズン1第9話。金のためにあんだけ人が目の前で死んでいくことに耐えられなかったギフンは、455億9999万ウォンに手を付けられなかったことが描かれます。特に、最後のゲーム「イカゲーム」直前に幼馴染サンウがゲームメイトのセビョクを殺したことに腹を立てた一方、決勝戦でサンウを殺したことに罪悪感を抱いていたギフンは、セビョクの弟を施設から引き取り、サンウの母にスーツケースいっぱいの札束とともに養育を依頼。で、余った金でアメリカで暮らす娘に会いに行くため、インチョン空港へ。ところが空港駅でメンコをしているリクルーターと鉢合わせし、勝負をしていた男からゲームの招待状を奪取。電話をかけ、ゲームをつぶす決意をします。
ここからシーズン2が始まるんですね~。飛行機に乗らなかった彼は、一路ソウルに戻り作戦を練ります。そしてついに賞金に手を付けるのよ。
WRITER
1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。