私に推しを語らせて!
vol.2 NCTの沼にハマったリコの場合
「私に推しを語らせて!」vol.2は、NCT沼にずっぽりハマったシズニ代表リコちゃんによる解説をお届け。
編集O:NCTって人が多すぎて……。あと、グループ1つじゃない? よね?
リコ:そうなの。そこが確かに初めて知る人にとっては第一関門。何個かグループがあったり、他のアイドルと違ってちょっと複雑。でもハマっちゃうと、「だからこそ! そこが彼らの魅力です! 」っていう感情に変わるのでご安心を。でもまずはその最初の関門を超えてほしいので、NCTの構造からスタートね!
全員合わせてNCTです!
NCTは、2016年にSMエンターテインメントからデビューした韓国の男性アイドルグループ。名前の由来は、「Neo Culture Technology(ネオカルチャーテクノロジー)」の略で、現在のメンバー数は23名。
「活動グループ、メンバー数の制限がない」という概念を掲げていて、無限大に拡張可能。どうゆうこと??? ってなっていると思うのだけど(笑)。つまり、人が増える可能性もあるし(実際に2021年に2人加入してる)、23人の中でも無限の組み合わせを生み出せるってことなの。それが一番の魅力。今は23人のメンバーで、NCT U、NCT 127、NCT Dream、 WayVの4つのグループで活動してるよ。この軍団がみんな合わせてNCTね。
NCT UのUは“United”が由来。それぞれのチームから集まってやるときはこの名前で活動します。NCT Uで出す曲は、ジャンルやコンセプトも様々。だから曲ごとにメンバーもバラバラ。NCT Uのデビュー曲である「The 7th sense」は、新人ボーイズグループとは思えぬ難しい曲で世間を騒がせた。大丈夫か?? と思っていたのに、中毒性抜群でもうどハマり。この曲は逃さずチェックして。ここから私のシズニ人生がスタートしました。NCTの中では有名な「Make a wish」もNCT Uだよ。
では次。NCT127は、韓国を拠点としたグループで、127はソウルの経度が由来です。イルチルって呼んでね! 韓国を拠点としてるけど、日本やカナダ、アメリカ出身のメンバーがいてグローバル。デビュー曲は「ソバンチャ」。日本語で消防車(笑)。そして癖曲多め。「にゅって〜ん」と歌う、「kick it」が有名かな。NCT127は途中でメンバーが追加されて今のメンバー編成になったグループ。日本人メンバーのユタがいるからか、日本語曲も出してるよ。そして5月にドームでライブをするのもNCT127です!!!!
続きまして、末っ子若手グループがNCT Dream 。今は7人で活動してます。今は、というのにはもちろん理由があって、デビュー当時平均年齢15.6歳、10代限定グループで20歳を超えたら卒業というルールがあったのね。だから実際最年長のマークが卒業して6人で活動している時期もあった。なんだけど、2020年、00年生まれの4人(コンゴンズと呼ばれている仲良しさん🤍)が成人するタイミングで事件発生。「みんな卒業!? 2人になっちゃうの!?」となったのですが、結局7人で活動することになりました。マークおかえり(泣)。
彼らはただただ青春。幼い頃に練習生になったから普通の学生を過ごせなかった分、ドリームで過ごした時間は彼らにとって青春そのもの。そして、私たちもそんな少年たちが青年になる青春を一緒に見せてもらいました。あんなに可愛かった子が、こんなにかっこよくなっちゃって。涙 その成長ももうたまらないのですよ!
そして最後がWayV。一番新しくて中国を起点としたグループ。元々NCTにいた4人プラス3人の7人で活動してるよ。中国大陸のイケメンを集めました! というこれまた驚くほどのイケメン揃い。しかし! WayVはもうとにかく変人の集まり。そのお笑いセンスにメンバーも呆れ半分、嫉妬心半分。MVで大陸から寄せ集められたイケメンを満喫した後、ぜひ普段の彼らの動画ものぞいてみてください。
顔面最強の23人。
まずなにが魅力って顔ですよ! 顔面最強。一度見て! 絶対に好きなタイプがいるはず。個人の推しについてはまた次回♡
そして高いステージスキル。ダンスには特に注目。元々SM Rookiesとしてデビュー前から下積みしてきたのだけど、その頃から抜群のレベルの高さ。全員のスキルが高いからこそ生まれる迫力は唯一無二だし、誰を見ても、どのグループでも安定の実力で打ちのめしてくれる。この顔で、このスタイルで、このダンス! よくそんな長い脚が機敏に動くよな、っていつ見ても思う。
一度聴いたらクセになる!? 癖曲ぞろい。
NCTは圧倒的に曲の癖が強い。最初に聞いた時はなんだこれは、と思うのにどんどんハマって抜けられなくなる。あまり有名な曲ではないけど、おすすめはNCT127の日本語曲「Wakey-wakey」。最高にクセ強い。個々の動きが違っていて、見ていても楽しい曲だよ。
最近の曲だと「Universe」かな。めちゃくちゃカッコいいのに“Let's play ball!”と謎のフレーズを連呼してる。なぜ? と思ったのに、いつのまにか自分も“Let's play ball!”してた。正直、最初は❓が頭によぎることも多いけど、その独特の世界観を仕上げてくるのが彼らの強さ。
NCTって、そもそもグループ自体がすごくコンセプトを作り込んでるの。分厚い資料を渡されたと言っているメンバーもいるほど。めちゃくちゃな世界に見えて、実は一貫したコンセプトの中で構成されてるんだと思う。オタクの中では、グループ全体で映画『インセプション』の世界感を表現していているのではと言われていたり。曲も結構“夢”がテーマになってて映画と重なる部分が多い。でもこれも推測で、その諸説は色々。ここはオタクでも議論が繰り広げられている部分だから、そんな考察も合わせて楽しんでほしい。NCTの面白さのひとつだね。ここまで来たらもう沼です。
次回は、23人のメンバーから推しのピックアップ編をお届け。どうかお付き合いくださいませ♡
otona MUSE O