字幕版と日本語吹き替え版、どちらも楽しい!超実写アニメ『ライオン・キング:ムファサ』で映画始めを
ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ~。
よしひろさん、「きのう何観た?」
『ライオン・キング:ムファサ』
★しーんぱーいないさー♪がお好きな方へ★
あけましたー、おめでとうございます! 今年もゆるりとよしひろが昨日観たもんを紹介していきますよ~ん。2025年最初にご披露する何観たですが、ガチで観てきました『ライオン・キング:ムファサ』。いや、じつはですな、日本語吹き替え版は観ていたんですが、字幕の原語版を観たくて~。
これが大正解。イメージ全然変わります。一作品で二度美味しい。最初に観たときは、前作よりもキャラクターアニメーションふうになった超実写(という言い方、苦手なんですけどね……)もさることながら、物語がまあよくできてることに歓喜したんですが、やっぱ声の印象って大事。特にナラ役のビヨンセとナラの妹キアラ役のブルー・アイビー・カーター。なんやかや別の事件で話題の一家ですが、母子が共演ですよ! これだけでも字幕版観てほくほく(とはいえ、あの事件は気がかりですが)。あと、あたしの推し、セス・ローゲンね。プンバァ役ですが、イボイノシシってそんな長生きするんだ……ってことは考えずに、セス・ローゲン節に酔いしれました。やっぱ彼、プンバァにぴったり。
公開されるやいなやネタバレ情報がネットにあふれかえっておりますので、まだ観ていない人はあまり検索せずに劇場に行ってくださいね。しーんぱーいないさー♪をお好きな方は特に。
昨年も私的に観てきた作品をたくさん紹介しましたが、お役に立ちましたでしょうか? 重ね重ね今年も引き続きよろしくお願いします~。それではみなさん、おからだご自愛のうえ、麗しき2025年をともに過ごしましょう~!
WRITER
1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。