ジャケットは5年以上前に購入!?ライター杉浦さんが推奨する【寝かせユニクロ】って?
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購入したアイテムって、すぐ着たくなりますよね。だって気に入ったから買ったわけだし、なにより新しい服ってテンションも気分も上がるから。そんな中、ユニクロで購入したアイテムは、じっくり寝かせながら着るという強者を発見!
通称【寝かせユニクロ】を実践しているのは、自他ともに認めるユニクロラバーのライター杉浦由佳子さん。その理由を聞いてみると、「ユニクロは人気のブランドだから、シーズンのモノを着るとまわりとかぶっちゃうじゃないですか。それが嫌だから、すぐ着るというより寝かせながら着ているんです」
寝かせて時間が経つと、逆に着なくなってしまうのでは? という懸念も。「好きなスタイルは基本的に変わらないので、それはないかも。無駄に買いたくないし、無駄に服も増やしたくないので、リーズナブルなユニクロでも吟味に吟味を重ねて購入しています。適当に買うと捨てるときも罪悪感なく捨てちゃうから、ファッション好きとして、それが嫌なんですよね。でも吟味して購入することで、結果的に何年も愛用できる私的名品に出合えています。ちなみに私が所有するユニクロで一番古株のカシミアのタートルネックニットは、なんとの2016年に購入しました。限定カラーなのですごく大切に着ています! 」
寝かせて鮮度もアップ!今年もメンズのジャケットがヘビロテで活躍中
そんな杉浦さんが2019年に購入したというのがメンズのテーラードジャケットです。クラシックなへリーンボーン生地を使用した本格派で、なんとアンダー4,000円で手に入れたそう。「メンズのXLサイズなので、購入時は家族からは大反対されたんです。こんな大きいのおかしいよって(笑)。でも2、3年前からビッグシルエットの流れがきたので、右肩上がりで大活躍しています」
昨年には肩パッドのアレンジをプラス。「もっとビッグシルエットがトレンドになってメンズのXLでも物足りなくなったので、自分で肩パッドを縫い付けちゃいました。ユニクロって手に取りやすい価格だから、こういったアレンジもしやすいんですよね。他にもパンツの裾にドローコードを入れてパラシュートパンツっぽくしたり、リーズナブルで身近なユニクロでおしゃれを楽しむのが好きなんです! 」と杉浦さん。
「そもそも私ってすごくケチなので(笑)、ユニクロも絶対に妥協しません。でもそれが長く愛用することにもつながっていると思うんです。いろんなアイテムをサイズ違いで試着をしてみるなど、吟味に吟味を重ねて購入したアイテムで、みなさんもぜひ【寝かせユニクロ】をやってみてください。オススメですよ! 」
肩パッドでインパクトあるショルダーラインに。自分でアレンジしたとは思えない完成度の高さ!
ユニクロのジャケット、ジャーナルスタンダードのニット、エイトンのニットパンツ、アーバンリサーチのニットスカーフ、エルメスのボトルネックレス、シャネルのピンブローチ、メゾンカナウのバッグ、ジェーン スミスのグローブ、ビボベアフッドのスニーカーは杉浦さん私物
杉浦さんが目利きだから【寝かせユニクロ】ができているのかもしれませんが、どんなプライスでもちゃんと吟味して購入するって大切ですよね。ある程度年齢を重ねると好きなテイストも変わらないので、筆者も杉浦さんに習って実践したいと思います!
text:KYOKO CHIKAMA