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近間恭子

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足元は茶で柔和な雰囲気に。中山慶人さんのシャツコーデはシンプルなのに洒落てます【メンズ服に学ぶ】

Tシャツをインしたボタン1つ開けで、肌見せ面積を控えめにするのが中山流

Tシャツをインしたボタン1つ開けで、肌見せ面積を控えめにするのが中山流

仕立てや素材感で魅せる大人のシャツコーデ

普段からシンプルな着こなしを好むという中山さん。今回のシャツスタイルも基本はシンプルですが、随所に大人ならではのこだわりが満載でした。「シンプルなシャツはついデニムやチノパンを合わせてしまいますが、それだと大人はカジュアルすぎてしまう場合もあります。なので今回は、ボトムスとシューズはわりと品よく仕上げました」

 

「クリスタセヤのシャツは、ナポリのシャツメーカーの熟練職人による丁寧なハンドメイドで仕立てたもの。さらに生地も繊細で上品なんです。年齢を重ねて自分が好むテイストが決まってくる中で、私的定番のレギュラーカラーのシャツこそ仕立て&素材感にこだわるようになりました。見た目ではわからない、完全に自己満の世界ですけどね(笑)」

 

中山さんの着こなしで、筆者が特に気になったのは足元。この手の合わせだと黒をチョイスしがちですが、中山さんはブラウンというのも新鮮でした。「適度にきちんと感のあるシャツスタイルの場合、黒を合わせると堅くなっちゃうんですよね。その点、茶は柔らかさもあって好印象を与えられるというか。そもそもトップスやインナーが白だと茶靴を合わせることが多いです。あと、ネイビーと茶の組み合わせも好きなので、ボトムスはネイビーをセレクトしているのもポイントですね」

 

シャツもスラックスもゆったりとしたシルエットながらもメリハリがあるのは、小物の効かせ方がお上手だから。限られたアイテムでここまで洒落て見せるとは、アッパレのひと言です。

主張強めの黒フレームのメガネで、シンプルコーデに個性をプラス。ヒゲもきちんと整えられているのも好印象

主張強めの黒フレームのメガネで、シンプルコーデに個性をプラス。ヒゲもきちんと整えられているのも好印象

光沢感のある上品な生地とスエードという、表情の異なる素材のミックス感もおしゃれ

光沢感のある上品な生地とスエードという、表情の異なる素材のミックス感もおしゃれ

クリスタセヤのシャツ、ノット イン ファッション..のパンツ、ギュパールのメガネ、ビズヴィムのブーツは中山さんの私物

クリスタセヤのシャツ、ノット イン ファッション..のパンツ、ギュパールのメガネ、ビズヴィムのブーツは中山さんの私物

Profile

なかやまやすと/BIO TOP プレス・プロモーション

アタッシュドプレスやセレクトショップのプレスマネージャーを経て、2024年にJUNへ入社。現在はBIOTOPのプレス・プロモーションを手がけている。30代から車に興味を持ち、愛車は80年代のBMW3シリーズセダン。休日は愛車でドライブを楽しむのが定番だとか。

 

 

中山慶人さんのインスタグラムBIOTOP公式サイト

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  • 光沢感のある上品な生地とスエードという、表情の異なる素材のミックス感もおしゃれ
  • クリスタセヤのシャツ、ノット イン ファッション..のパンツ、ギュパールのメガネ、ビズヴィムのブーツは中山さんの私物

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text:KYOKO CHIKAMA

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近間恭子

近間恭子

WRITER&EDITOR。メンズ・レディースのファッションを中心に雑誌やWeb媒体、ブランドのコンテンツ制作などに携わる。旅とお酒(無類のビール好き♡)が趣味で、最近は日本人にあまり知られていないアジアの島に夢中。

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