差し色は1色。腰巻きシャツは前身ごろを表に! 相田正輝さんのベージュコーデのルールが素敵【メンズ服に学ぶ】

腰に巻いたシャツのボタンは、3〜4つほど留めて適度に動きを持たせるのが相田流
差し色は1色が効果的、かつ好バランス!
「アースカラーは大人っぽく落ち着いた印象を与えられますが、それだけでまとめると野暮ったく見えてしまうんです」と語る相田さんの足元を見ると、ヴィヴィッドなイエローがチラリ。「それを解消するには差し色が効果的ですが、僕は1色だけと決めています。2色以上になると、どこがポイントかわからなくなっちゃうこともあるから。今回はよりさりげなく効かせたかったのでソックスで取り入れましたが、スカーフで取り入れるのもオススメです」
ボトムスはあえて白というのもポイント。「ボトムスもベージュだと重くなってしまうので、初夏感を高めるためにクリーンな白をチョイスしました。ただ、Tシャツがライトベージュだとメリハリのないコーデに見えるので、腰にリネンシャツをプラスしています。じつは腰巻きはかなり優秀で、スタイリングの洒落度をアップさせるだけでなく、体型カバーにもなるのがイイんです。肩かけに飽きたら、ぜひ試してみてください! 」
さらに腰巻きには相田流のこだわりがあるそう。「これは肩かけでも実践しているのですが、必ず前身頃が表になるように巻いています。シャツはボタンもこだわっているので、それが見えないように巻くのはもったいないと思っていて(笑)。しかも今回はダブルポケットのシャツを選んでいるので、よりバックスタイルを印象的に演出してみました」
初夏らしい爽やかさがありながらも大人っぽく、さらには腰巻きや差し色で洒落たムードを醸す相田さんの着こなし。センスの光る色合わせやシャツの前身ごろを表に巻くなど、女性も参考になるテクニックが満載でした!
首に巻いたスカーフはコンパクトにセットするのがお決まり。こちらもアースカラーをチョイスして統一感を持たせています
腕時計はアースカラーと相性がいいゴールドを。クロコのストラップもクラス感アップに貢献
イエローとベージュの色合わせも洒落ています
ア ボンタージのTシャツ、ニートのパンツ、腰に巻いたコーディングスのシャツ、ヴィンテージのメガネ、フラテッリ ルイージのスカーフ、ロンデのバッグ、オメガの腕時計、デレコーゼのベルト、インターナショナルギャラリー ビームスのソックス、ジーエイチバスのシューズは相田さんの私物
Profile
あいだまさき/MOON-X 広報
シップスのメンズプレスとウエニ貿易のプレスを経て、2025年4月よりMOON-Xに入社。バッグブランド【RONDE】や革小物ブランド【NEESE】などの広報として、さまざまな活動を行っている。意外とアクティブ派で、休みの日は愛犬とキャンプなどに出かけることが多いとか。
人気記事を見る
- 1
- 2
この記事の画像一覧
text:KYOKO CHIKAMA