大人のショートパンツは「長袖シャツ」と「ショート丈ソックス」がベストバランス!【メンズ服に学ぶ】

白シャツのインナーは、同色で揃えるのがこだわり
夏定番のショートパンツスタイルは年齢に合わせてアップデート!
昔からショートパンツ好きなものの、子どもが生まれてからはラフに着こなしていることがずっと気になっていたという新井さん。「休日ならまだしも、平日も機能的なショートパンツにTシャツではあまりにも崩しすぎですよね。洋服屋なのにさすがにまずい! と思って(笑)、今年はきれいめを意識してスタイリングするようにしています」。
そこでセレクトしたのが、湿気の少ない季節に活躍するレザー製のショートパンツ。「5年ほど前に購入したナイスネスのショートパンツは、グルカパンツのデザインとたっぷりとしたサイズ感が気に入っています。これならTシャツを合わせてもラフになりすぎないですが、大人として肌見せ面積を抑えたかったのでトップスは長袖に。しかも襟付きをセレクトしてきちんと感もプラスしました。ちなみに長袖×ショートパンツは初夏〜梅雨限定の組み合わせで、品よく洒落て見えるので女性にもオススメです! 」
さらに注目すべきは、ショートパンツとソックスの関係性。「以前はローファーにも素足ばき風のフットカバーソックスが多かったですが、ボトムスがショートパンツだと妙に生っぽく見えちゃうんですよね。かといって長めのソックスは、大人にはファッションしすぎていてやってる感が出ちゃう。その点、ショート丈のソックスは生っぽく見えないし、全ての面においてちょうどイイんです。とはいえ、悪目立ちしないように白ではなくグレーをチョイスしたのもポイントですね」
筆者もそうなのですが、オトナミューズ世代はショートパンツを避ける人も多いですよね。でも、新井さんのように肌見せ面積を調整したり、上品見えするアイテムをセレクトすると俄然取り入れやすくなると思いました。これはぜひとも参考にしたいところ!
「軽装になるこれからの季節は、存在感あるアクセサリーが欠かせない! 」と新井さん
大人のショーツコーデをラフなナップサックでハズすというセンスにも脱帽
適度に品のあるローファーとショート丈ソックスの合わせも新鮮!
ダイワのシャツ、ヘインズのTシャツ、ナイスネスのショーツ、ブランのサングラス、エルメスのブレス、トムウッドのリング、モンベルのナップサック、ファミリーマートのソックス、クラークスのローファーは新井さんの私物
Profile
あらいたかし/アーバンリサーチ プレス
アーバンリサーチのショップスタッフを経てプレスに。プライベートでは5歳の女の子と0歳の男の子のパパ。子供ができてからラフなスタイルが多くなり、ハイブランドで固めていた独身時代とは一変。最近はきれいめ要素があるカジュアルスタイルが一番しっくりくるそう。
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text:KYOKO CHIKAMA