シャネルの片耳イヤーカフ、
煌めくミュウミュウのランジェリーetc.
ファッション担当Tが選ぶ8月の買いっ!
貯金よりお買い物が大好きなファッションエディターTが、リアルに欲しい新作をご紹介するエディターズチョイス。今月は、シャネルの「ココ クラッシュ」からモダンな片耳イヤーカフや、旬な装いを叶えてくれるミュウミュウのランジェリーにプラダのローファーなど、早くも秋に向けてワードローブにインしたい新作がズラリ!
【CHANEL】
ココ クラッシュから
モダンな片耳イヤーカフが登場!
この夏、メゾンのシンボルのひとつ、キルティングパターンが美しく刻まれた「ココ クラッシュ」に、研ぎ澄まされたシンプリシティに息をのむ新作のイヤーカフが仲間入り!
ベージュとイエローゴールドは、それぞれダイヤありなしで計4型、それにプラスしてホワイトゴールド&ダイヤのタイプの全5型が登場します。ファインジュエリーとしては手に入れやすいプライスなので、「ココ クラッシュ」リングで異なるサイズやカラーを奔放にミックスし、複数の指に重ねづけするスタイルを提案しているように、イヤーカフも自由に自分らしく個性を出して楽しみたい!
【MIU MIU】
艶めくミュウミュウの
ランジェリーに一目惚れ♡
2022年春夏コレクションで話題になった、ローライズのスカートやパンツのウエストから覗く“チラ見せ”ランジェリーが秋冬も登場! しかも今回は光沢感のあるサテン調のファブリックで、ミュウミュウらしいロマンティシズムが加速。
パッドやクロッチは付いていないので機能性はないものの、ランウェイルックのようにボトムスからチラリと見えるのもおしゃれだし、ざっくり編まれたニットから透けて見えているのも可愛いし……と、妄想が止まりません。写真のブルーの他に、ピンク、アイボリーなど、乙女心くすぐるカラーパレットで展開。どの色にしようか迷います♡
【JIL SANDER】
ウルトラモダンな感性が光る
フォーンケースにノックアウト!
展示会で見つけた瞬間、一緒に行ったエディター全員が“これ欲しい!”と声を上げた新作フォーンケース。ジル サンダーらしいクリーンなシルエットながら、仕事柄2台持ち必須のiPhoneにミニ財布、リップが、ちょうどすっぽり収まる絶妙なサイジング。内側にはカードスロットが付いているところもニクイ。
主張しないようでいてモダンさを漂わせるこの感じも、さすがの一言。フォーンケースだけど、これはもうミニバッグと言ってよくないですか? これはミニマム派御用達の、ネクストヒットアイテムになりそう!
【VALENTINO GARAVANI】
大人になった今、また恋したくなる
ピンクに出会いました♡
ランウェイのみならず会場の隅々までピンクでジャックした「ヴァレンティノ ピンク PP コレクション」がセンセーショナルだったヴァレンティノ。パントン社と共同開発したオリジナルカラー、ヴァレンティノ ピンク PP(Pierpaolo)も話題を呼びましたが、クリエイティブ・ディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリがピンクについて語った「女の子らしさやパンクといった、“ピンク”が連想させるものから解放された時、この色は本領を発揮するんです」という言葉に、目からうろこがポロリ。
年を重ねるにつれ手を出しづらくなっていたピンクに、もっとピュアでフラットな気持ちで向き合いたい気分に。となれば沸々と湧いてくるのが物欲でして、狙うのはビッグサイズになったアイコンのスタッズがモダンな新作「ワンスタッズ」。黒もあるけど、ここはやっぱりヴァレンティノ ピンク PPで!
【PRADA】
ヒールLOVER的に見逃せない、
大人気ローファーの最新作!
アイコニックなエナメルトライアングルロゴが光る大人気ローファーに、8.5㎝ヒールの新型がお目見え。
クラシックな定番フォルムを厚みのあるラバーソールで現代的な印象に一新したこのローファーは、発売以来スマッシュヒットを飛ばしつつも、ここまでしっかりヒールの高いバージョンはなかったので、ハイヒールLOVERとしては、諸手を挙げて喜びたいアイテムです。しっかり太めのチャンキーヒールで歩きやすさも◎。スタイルのよさに憧れちゃうヘイリー・ビーバーほど脚が長くなくとも、ソックス合わせとか、より楽しみやすそう!
いかがでしたか? グッと今っぽい着こなしに仕上げてくれる憧れブランドの新作を取り入れてみては?♡
photo:MAYA KAJITA / illust:GRACE LEE
otonaMUSE 2022年9月号より