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近間恭子

フレアデニムの腰バキが新鮮!篠原美童さんのこだわり炸裂な晩夏コーデ【メンズ服に学ぶ】

ワークシャツの色あせ感もイイ感じ。チラッと覗かせたメガネのテンプルが適度な引き締め役に

晩夏スタイルも清涼感は必須。涼しげなブルー系をベースカラーに

“晩夏スタイル”というリクエストに、美童さんはライトウェイトのワークシャツとフレアデニムをスタイリング。「デニムビスポークで作ったデニムが最大のポイントで、これは70年代のヒッピーに着想を得てオーダーしました。普段は36インチのウエストを40インチに、レッグは50インチの太さに。裾はヒッピーにならって裾はボロボロにしたほうがカッコいいと思って、ルーズなフレアを腰バキしています。購入してから1年半ほど経ちますが、実はまだ一回も洗っていないんです。ヒゲの入り方もイイ感じなので、もっとはき込んで自分のモノにしたいですね」

 

シャツとのバランスもお見事。「洗いざらしで着られるワークシャツもゆったりめを選んで、全体的にだるっとした印象に。ちなみにシャツもデニムも日本ファブリックを使った日本製というのもこだわりです。あと、すごく汗っかきなので(笑)、友人が手がける手拭い専門ブランド【ラジャブルック】の手拭いは晩夏も必需品ですね」

 

フレアデニムは女性もトレンドではありますが、美童さんのようにゆるっとしたフレアデニムを腰バキしている人はいないかも。でも、シルエットに変化をつけると昔と差別化を図れますし、シンプルなスタイリングもなんだか洒落て見えますよね。小物の効かせ方がすごくお上手。シャツの胸ポケットにメガネのテンプルだけ出したり、手拭いを腰ポケットに無造作に入れたり、このテクニックは真似したいかも!

ヒップポケットではなく、あえて腰ポケットに入れているのも新しい!

裾を引きずれるようにサンダルをチョイスして、さらにボロボロになるよう育てているとか

リーバイス® ブルータブ™のシャツ、リーバイス® LOT No.1のデニム、金子眼鏡のメガネ、ナバホ族のネックレス、ラジャブルックの手拭い、N.ハリウッドのサンダルは篠原さんの私物

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しのはらびどう/リーバイス®ストア 原宿フラッグシップストア シニアストアマネージャー

リーバイス®ストア 原宿フラッグシップストアの”顔”として知られ、見た目とは裏腹に物腰が柔らかく、かつ豊富な知識でお客さんからの信頼も厚い。トレードマークの白ヒゲは、2週間の1回のブリーチでキープしているそう。大の愛妻家でもあり、本日は10年前に奥さまから贈られたナバホ族のネックレスを着けて登場してくれた。

篠原美童さんのインスタグラムリーバイス®公式サイト

text:KYOKO CHIKAMA

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近間恭子

近間恭子

WRITER&EDITOR。メンズ・レディースのファッションを中心に雑誌やWeb媒体、ブランドのコンテンツ制作などに携わる。旅とお酒(無類のビール好き♡)が趣味で、最近は日本人にあまり知られていないアジアの島に夢中。

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