「大人のメイクは盛るのではなく整える」梨花さんと美容家・石井美保さんの【推しコスメ対談】
梨 私はカラーメイクを“お味噌汁”みたいに考えていて(笑)、必ず2種以上を重ねて奥行きを出すんですよ。チークは、DIORにリップだけれどアムリターラ(3)を重ねるのが定番。ところで、このエレガンスの黄色のベース(4)ってどう使うんですか?
石 これは、頰の赤みをおさえるのにぴったり。いくらチークで骨格補整したくても、肌に赤みがあると邪魔になってしまう。大人の肌の赤み補整には黄色が効果的。
梨 ツヤッとした質感もイイ!
石 流行に関係なく“ツヤ肌命”な梨花さんには、ぜひこのランコムのファンデ(5)を。
梨 ちょっと待って。リフトアップして見える!
石 個人的な2025年上半期、ベースメイク部門No.1です。ブランドの最高峰スキンケアライン「アプソリュ」から登場したもので、肌にアイロンをかけたようにピンとハリが出て、元から美肌な人に見せてくれる。ここぞの勝負の日にぴったりの1本。付属のブラシも秀逸です。梨花さん愛用のDIORの下地(7)も、ハリとツヤのバランスが絶妙ですよね。

「血色も陰影作りもベースメイクで仕込むのが正解」
photograph:YASUTOMO SAMPEI styling:SAKURA SHIROOSA[kind](ISHII), hair & make-up:MAMI NUMATA[ilumini](RINKA), hair:YURI MIYAMOTO(ISHII), model:RINKA, MIHO ISHII, edit:HIROKA AMANO
otona MUSE 2025年10月号より
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。