FASHION

オトナミューズ編集部

「大人のメイクは盛るのではなく整える」梨花さんと美容家・石井美保さんの【推しコスメ対談】

カラーコスメこそ心が躍るアイテムを楽しみたい

シャネルのアイシャドウ(12)プラダのリップ(13)は、もう見た目がとにかく可愛い! 赤やブラウンみたいな濃くてシックなカラーが得意じゃないから、トム フォードのリップ(14)や、しっとりしたラメの輝きがキレイなPATRICK TA(15)みたいなコーラルベージュ系のアイカラーが、定番。だからすごく好みのセレクトです。


肌を丁寧に整えておけば、カラーアイテムは気負わずに、ラフに好きなものを楽しめると思うんです。メイクってうまく使えば、どんな場所でもどんな光の中でも心地よくいられる精神的な効果も大きいと思うから。とはいえ大人は、塗り直しが難しい日はシャネルのルージュ(16)のような落ちにくいアイテムを選んだり、TPOに合わせて使い分けるのがちょうどいいのかなと。


今季はブラウン系のアイシャドウパレットがたくさん出ているけれど、コスメデコルテ(17)を選んだ理由は?


パウダーの質感が秀逸で、肌にスッと溶け込むようになじむんです。それに、左下のピンクを涙袋に入れると、目元の小ジワを自然にぼかしながら、潤み感まで演出できます。


私、涙袋がなくて(涙)。どう描いたらいいのか、いまいち分かりません。


ニッと笑って、目の下にふくらみが出る部分に、hince(18)の太いほうをサッと入れてみてください。ナチュラルに涙袋が作れます。娘が使っていて、真似させてもらったんです(笑)。ちなみに、娘発信だと韓コスの粘膜カラーのペンシル(19)もイイ。目尻に入れるだけで、囲み目にしなくても自然と目幅を広げて見せてくれます。


もう……美容って、やっぱり楽しい!

NEXT PAGE

photograph:YASUTOMO SAMPEI styling:SAKURA SHIROOSA[kind](ISHII), hair & make-up:MAMI NUMATA[ilumini](RINKA), hair:YURI MIYAMOTO(ISHII), model:RINKA, MIHO ISHII, edit:HIROKA AMANO

otona MUSE 2025年10月号より

FASHION TOP

EDITOR

オトナミューズ編集部

オトナミューズ編集部

37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

SHARE

  • x
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE

Pickup

Weekly ranking

VIEW MORE