「好きと実用性のバランス感が年々大事になってる」【金子綾×百々千晴】この秋冬に欲しいもの♡
編 ちなみに綾さんは、レザーブルゾンに何を合わせますか?
K えーと、大掛かりなスカート(笑)?
一同 大掛かり(笑)。言い方!

Saint Laurent
K え、ダメ(笑)? タフタとかオーガンジーとか、ちょっとフォーマル感のある、衣装っぽいボリュームスカートのことを言いたくて。
D わかる。大掛かりなスカートの上にレザー、ていうバランスがすごい可愛い、今季。と言いつつも、私は年柄年中いつもの感じなんで、レザーにデニムなんですけど(笑)。
K いや私も普段、大してスカートはかないんですよ(笑)。なのに欲しくなるんだよなぁ、ふわっとしたスカート。でも寒いのがとにかく苦手だから結局パンツ、でもって、その無限ループ。

Chloé
D 私はアウターがそんな感じかも。寒いとダウンだし、車移動の日はレザーでいいし。その中間に位置するコートの必要性がそんなになくて。可愛いなって思うものはあっても手を出しづらい。自転車の日もダウンだし。
K ダウン、軽いしね。年を重ねてきて、自分にとっての実用性がちゃんとあるか否かって部分はすごく大事だなって思う。例えば、(生地が)硬いとか(服や靴が)重いとかは私もう無理だし、その点でいうとヒールも避けがち。だって極論HOKAしかはかんし(苦笑)。
D 私に至っては、はいてないのに買ってます。
K やだ! 強者がいた、ここに(笑)!
D はい。買ってるのにはいてないっていうほうが正しいのかな。
編 言い方は、まぁどっちでも(笑)。百々さんはずっとマノロが好きってイメージ。
D うん。靴がね、すごく好きなんです!
K 私もヒールじゃない靴は買ってる。HOKAしかはかないけれども。
D 私とほぼ同じ現象ですよそれ(笑)。ちなみに、どちら様で?
K シャネル様で。つま先が尖ってる、大好物のおリボン付いたパンプスを♡
百々千晴
おしゃれは我慢てのはもはやナンセンス
photograph:YURI IWATSUKI(AYA & CHIHARU), MAYA KAJITA[e7](still), SPOTLIGHT(RUNWAY)
interview & text:NAO MANITA[LIKECOME]
otona MUSE 2025年11月号より
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。