キャラに合った配色が最高!寒い冬は明るいカラーでテンションを上げる着こなしを【メンズ服に学ぶ】
パリスナップを参考にした配色がカギ。華やかでテンションも上がる冬コーデを構築

この色合わせはかなり新鮮ですよね。ニットからチラッと見せているTシャツの分量も絶妙です!
防寒はあまりに気したことがないものの、屋内と屋外の気温差には気を使っているという三浦さん。「仕事柄、外出することが多いのですが、外は寒いのに電車は暑いということがよくあるんです。その気温差を調整するために巻きモノを取り入れることが多いですね。今回は海外のスナップサイトなどで見る女性をイメージしてスタイリングを組み立てました。この着こなしのポイントは、ストールのグリーンを効かせたパリっぽい色づかいです」
確かにメンズにしては、ずいぶんと華やかな色づかい。「冬はダークトーンが多くなってしまうので、あえて明るいトーンで仕上げてみました。グリーンとイエローという男性では珍しい配色なのですが、自分のキャラ的にはこのくらい遊んでもイイかなって(笑)。とはいえ、フェミニンになりたくなかったので、オールデンのシューズで男っぽさを、ダメージデニムでラフさをプラスしてみました。ちなみに防寒意識で取り入れたストールは首から垂らすことで、動作を加えるたびに優美に揺れてアクセントにもなるんです」
色づかいはもちろんですが、ベルト使いがちょっとパンキッシュなステンカラーコートも目をひいた三浦さんの防寒スタイル。さらにヴィンテージ感たっぷりのリーバイスの505をセレクトしているのも、個人的にはツボでした。上品だけど遊び心もあって、さらには華やかさもある。寒くて何かとテンションが下がり気味の冬こそ、三浦さんの着こなしは参考になるかも!

お父様から受け継いだタグホイヤーの腕時計とカストロ スミスでオーダーしたシグネットリングで、手元はタフな印象に仕上げているのもポイント。アクセサリーはパーソナルな部分を反映するようにしているそうで、シグネットリングには大好きなひまわりを刻印

品のある着こなしに対し、デニムはダメージ入りをチョイスしているのも面白い

足元は、オールデンのレザーシューズで適度に男っぽく

エルメスのコート、ETS.マテリオのニット、リーバイスのデニム、フルサックのストール、オールデンのシューズは三浦さんの私物
Profile
みうら りんたろう/エディフィス バイヤー
大学を卒業後、ベイクルーズに入社。6年ほどジャーナル スタンダードの販売員を経験し、2年前から現職に。ちなみにバイヤーは10代のころから目標にしていた職業だそう。クリストファー・ネメスとの出会いをきっかけに、趣味が洋服というほどのファッション好きに。守備範囲はヴィンテージからモードまで幅広い。
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text:KYOKO CHIKAMA
















