オルセン姉妹になりたくて、スニーカーを買いました【編集Sのお買い物】
オルセン姉妹――ファッションラバーたちの間では、前セリーヌのデザイナー、フィービー・ファイロに次ぐ憧れの女性になっているように感じます。そう、我々を虜にしてやまないブランド「THE ROW(ザ ロウ)」のデザイナー姉妹です。
彼女たちが生み出すモダンで洗練されたクリエイションは、きっと誰もが一度は欲しいと思ったことがあるはず。オトナミューズ1月号の【お買い物LOVERに聞く、今狙っているアイテムリスト】でもいくつもリストアップされるなど、THE ROWは編集部でも常にあれが欲しい、これが欲しいとつぶやく声が聞こえるブランドです。私も羨望のまなざしで見つめてはいるものの、未だに購入できず(※もちろん、お財布との兼ね合いです)。それでもオルセン姉妹になりたい! と、先日こんなものをポチりましたことをご報告させていただきます。
購入したのは……
アディダスの「ガゼル」
え、アディダス? THE ROWとは関係ないじゃない、そもそもなぜスニーカー? とハテナマークが浮かぶと思いますが、気付いたのです。オルセン姉妹がスナップされる際、カジュアルなシーンではスニーカーをはいていることが多いということを。今までで最もよく見られたのがヴァンズのスリッポン(※編集S調べ)。他にもサロモン、ニューバランス、アディダスをよくはいている印象です。
なかでも気になったのが、メアリー・ケイト・オルセンがはいているアディダスの「サンバローズ」。名作「サンバ」が厚底になったタイプです。もともと50年代にサッカーのトレーニングシューズとして開発されたスニーカーですが、最近ではベラ・ハディットやケンダル・ジェンナーなど、ストリートシーンでもよく見かけるようになりました。
というわけで今回私がアップデートしたのは、同じくアディダスの「ガゼル」というタイプ。「サンバ」と同様、トレーニングシューズとして1960年代に発売されて以降、人気の高いアイテムです。「サンバ」の方がトゥ部分がすっきりしているのですが、タン部分が白くスパイクのような印象のあるスポーティな部分に惹かれ「ガゼル」にしました。
コロナ禍を経たことが影響しているのか分かりませんが、上質でベーシックかつ、リラックスムード漂うアイテムやスポーティなエッセンスを加えるアイテムが増えてきている印象の2023年。今シーズンはヒールをはくぞ! と意気込んでいたものの、やっぱりスニーカーへの愛はまだまだ続きそうな予感です。
otona MUSE S