FASHION

【新しいスタイルを作りたくなる、エルメス】人気スタイリストに聞きました「次に狙うバッグは何ですか?」Vol.10 長澤実香さん

HERMÈS HERMES エルメス ネオ・マデイラ ネオ マデイラ
最近、ミューズ世代が直面しているのが「次に手に入れるべきバッグが分からない」問題。大抵のものは手にしてきたからこそ、逆に迷走しがちな大人たちに向けて、おしゃれのプロ、人気スタイリストが次に狙っているバッグをリサーチ。

【長澤実香さんが次に狙うバッグはコレ】
HERMÈS
エルメスの〈ネオ・マデイラ〉

HERMÈS HERMES エルメス ネオ・マデイラ ネオ マデイラ

エレガントなフォルムのハンドルが印象的なオールレザーバッグは、1960年代のランドリーバッグ〈マデイラ〉が着想源。複雑な幾何学的フォルムで厚みを持たせたレザー使いも特徴で、その厚みあるレザーの補強は特別に家具職人が手がけているのだそう。エルメスらしいクラフツマンシップ宿る逸品。バッグ〈ネオ・マデイラ〉[H19×W44×D19㎝]¥1,397,000(エルメス/エルメスジャポン)

——この特集の裏テーマでもある“バッグはスタイルを表す”は、以前、取材中に長澤さんから出てきた言葉なんです。本当にその通りだなと思って企画にしちゃいました。

「光栄です(笑)。バッグは飾るものじゃないから、使わないと意味がない、というのが私の持論。世の中に小さいものが流行ろうと、大きいものが流行ろうと、自分のライフスタイルとイコールにならないと、どんなに素敵なバッグも使い勝手が悪いのよね」

——すごく分かります。そんな長澤さんが自分のバッグを買うときのこだわりは?

「黒。iPadとA4の資料が綺麗に入ること」

——リアル!

「バッグは堅実派なの。毎シーズン、新作を買っているように思われがちなんですが、服でデザイン性の高いものを着るせいか、デイリーに使うのはすごくシンプルな黒いバッグが定番。気に入ったものを長く使うタイプです」

——〈ネオ・マデイラ〉を選んだ理由は?

「このバッグ、実はブラックもあるんですが、そちらを撮影でお借りしたときに久しぶりに新調したいバッグかも!  と思って。最初はいつも通りブラックを買うつもりだったんですが、このキャメルのバッグを見たら自分の新しいスタイルを作りたくなってしまって。昔からずっとブラック一筋だったけれど、年を重ねていくときにこういう柔らかな色も素敵だなと。あとは、長く愛用するから経年変化も楽しめる上質なものであるってところもポイントですね」

長澤実香

PROFILE_長澤実香。説得力のあるスタイリングで、モードをリアルに落とし込む達人。Hijiki.ディレクターも務める。YouTubeチャンネル「QUANTA」を通じて、いろいろな物事を発信中。

長澤実香さんのInstagramはこちら
いかがでしたか? 次回は新居由梨さんが登場します。お楽しみに♡

hotograph:MAYA KAJITA[e7](still)

otonaMUSE 2023年2月号より

FASHION TOP

SHARE

  • x
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE

Pickup

Weekly ranking

VIEW MORE