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これが最新。モデル・竹下玲奈の私服は「新しい古着と、ヴィンテージ」が欠かせない【前編】

ピタッとした服とブカっとした服のバランス。
色が似ていても、素材が違うとか、無意識で選んでいるのかも

新しい服と新しい服を合わせたってコーディネートはできる(むしろそっちの方が主流?)。そこに、どうしてもプラスしないとダメって決まりでもあるの? と問いたくなるレベルで古着を入れてくる玲奈さん。理由は、一体?

「からだが大きい(身長172㎝)っていうのもあると思います。新しい既製品の服ってやっぱりちょっと、小さかったり、細身なものが多かったりして、年を重ねるごとにその小ささが気になる。着たいけど、バランスは取りたい。タイトなサイズ感の服も可愛いし着るけど、全身ピッチピチのサイズだと着づらいし、なにより自分が心地よくはない。そういうときにメンズの古着のお店に行って、合わせるためにちょっと大きいものを買ったりするんです。

上と下のバランスが、チグハグなほうが可愛いなと思って買うんですよね。トップスがピタッとしているならボトムはダボっと。逆に下がピタッとしたら上がダボっと。そういうのを探すと私の身長だと、メンズのアイテムか古着屋さんが多いかなあ」

ゆっくりと自己分析をしながら話してくれる竹下さん。バランス。オトナミューズの私服取材でこれまでも何度も口にしてきた言葉。サイズ感のバランスのみならず、雰囲気や味わい、質感、素材のバランスももしかしたら、古着を取り入れることでとっているのかもしれない。

「あ! 同じ素材で上下を着ないっていうのは、あるかも。同じ色でも、上下同じ素材にはしないようにしているかも。そうですね、やらないですね。なにか鉄則があるのかなあ、自分の中で。セットアップを着ることはあるけれど、コーディネートしましょうってなったときに、ボトムがナイロンだったら上はコットンにするとか、素材を違うものにしたいという意識は、ありますね」

無意識に求めているバランス感。その主力選手が、古着。「とか言って正直、買い物するときにそんなことまで計算して買えてはいないですw」と白状してしまうのも、竹下さんらしい。次なるコーディネートにも新しいものと古いものが混ざっています。さて、なんでしょう?

鏡に映る自分を見る竹下玲奈

ハンサムのカーディガン、古着のBOSSのパンツ、ジャンティーク&MOTOで買った古着のベルト、CONVERSEのスニーカーは竹下さん私物

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styling & model:RENA TAKESHITA
photograph:SHOHEI KANAYA hair & make-up:TOMOE NAKAYAMA

otona MUSE Y

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