5月号「私たちのベーシック」特集を作りながら、自分のベーシックについて本気だして考えてみた
オトナミューズ5月号「私たちのベーシック」は、もうご拝読いただけましたか? 実はオトナミューズ、この5月号で創刊から9周年を迎えました。記念すべき節目の5月号は、今の私たちのあり方について再考。創刊当時から変わらず、そしてこれからも大切にし続けていきたい“シンプルだけど、なんか洒落てる人”という女性像を軸に、定番アイテムやアイコニックな小物、基本のメイクなど、多角的な面から改めてベーシックとはなんぞや、ということをたっぷり詰め込んだ号となっています。
そんな「ベーシック」特集を夜な夜な制作しながら「はて、私のベーシックっとは?」という疑問が浮かんできました。トレンドを追いかける日々ですが、私にもベーシックと謳えるものがあるのか? と。そこで春本番、私も自分なりの基本のアイテムについて考えてみました。
Tシャツよりマニッシュな印象になれる《タンクトップ》
まずは春夏秋冬、トレンド問わず購入できるタンクトップ。私はTシャツよりもタンクトップ派です。マニッシュにもフェミニンにも、センシュアルにも着用でき、振れ幅の広さは無限大。今シーズンはネックが詰まった細いリブのタンクトップがトレンドの模様。ファブリックやリブ、襟や袖ぐりの開き方、万が一購入時にサイズ感を間違えた! となっても、パジャマやインナーとしても着られるので◎。サイジングはトライ&エラーで自分にぴったりのものを見つけたいですね。
お股まであるデザインにファン多数《ボディスーツ》
冷え対策としてはもちろん、お腹や腰がふとした瞬間にチラ見え「しない」ボディスーツは、オトナミューズ界隈ではなぜかずっと需要の高いアイテム。市場でも2年ほど前から人気が高まってきたようで、ストリートシーンでは市民権を得ていますね。ここ数シーズンは腰までエッジのきいたカッティングが施されたものや、背中が大きく開いたタイプなども発売されています。ベーシックなフォルムをベースにしているものが多いので、意外とコーディネートにもなじみます。これを1着で着て外に出るわけではありませんから、ワードローブに加えて、ボトムや透けるアイテムと合わせて、コーディネートの幅をぐぐっと広げたいところです。
コーディネートのアクセントになる、《フェミニンな1着》
タンクトップやブラトップに合わせたり、1枚で着られたり、汎用性が高いロマンティックなアイテムも、ファッションを思い切り楽しむムードが湧き上がってきている中で人気を集めているようで個人的にとても盛り上がっております。ここ最近はバレエとパンクの精神を表現した【chika kisada(チカ キサダ)】のチュールアイテムが大人気。チュールって一見難しいアイテムに思えますが、チカ キサダのチュールは衣装のような特別感がありながら、日常使いできるように落とし込まれているので、手持ちのアイテムをブラッシュアップさせてくれます。ベーシックなのか? と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、カジュアルにも、パーティなどフォーマルなシーンにも着回しがきくので、ワードローブに1着持っていて間違いナシです。
どんなシーンにもマッチする《ブラックドレス》
コーディネートを考えられない日はブラックドレスの出番。大人になるとカラーや柄ものなど、いろんなタイプのドレスを所有していると思いますが、絶対に持っておくべきはやっぱりプレーンなブラックドレスですよね。個人的な話になりますが、最近クローゼットに迎え入れたのは我らがスタイリスト 安西こずえさんが手掛ける【mikomori】のノースリーブドレス。もちっとした触り心地・着心地はもちろん、丈感や肌見せの分量などが絶妙で、とっておきの1着になりそうな予感しかしません。これは、欠かせない!
エッジのきいた《メンズアイテム》
オトナミューズでも人気かつ、昨今はベーシックアイテムとしてご紹介しているメンズアイテム。今、注目しておきたいのは日本のメンズブランドやユニセックスブランド。真由美さんが着用している【エムエーエスユー】のレザージャケットも、攻めているデザインに見えるけれど型としてはベーシック。タンクトップと合わせていたので、カッティングから見える素肌とのコントラストがセンシュアルでした。今季はメンズアイテムを使った着こなしはマストだと考えています。とっておきの1枚を、早く見つけなくては!
5月号ではジャケットやシャツ、眼鏡にカットソーなど、今買うべきベーシック of ベーシックなアイテムをたくさんご紹介しています。「ハズせない基本アイテムを吟味したい」方も「新しいシーズンに向けて何を買っていいか分からない」と迷子になっている方も、必ずやお気に入りの1着を見つけていただけるのではないかなと思う充実の内容ですので、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
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