【FENDI×SKIMS】
キム・ジョーンズが語る、
超話題のコラボが生まれたワケ

キム・ジョーンズ率いる新生フェンディが、キム・カーダシアン・ウェストが手掛けるシェイプウェアブランド「SKIMS（スキムス）」とのコラボを発表！この夢のコラボレーションが生まれた背景とは？フェンディのアーティスティックディレクター、キム・ジョーンズの言葉から紐解きます。

キム・カーダシアン・ウエスト／全米だけでなく世界的にも有名なカーダシアンファミリーの次女であり、人気を牽引する存在である彼女のインスタグラムのフォロワーはなんと2.5億人超え！その影響力を生かし、SKIMSだけでなくビューティブランドKKW BEAUTYなどを手掛けるビジネスウーマン。4人の子どもをもうけた夫のカニエ・ウエストとは現在離婚調停中。ビジネスだけでなく、ファッションやプライベートも常に話題の的。

セレブウオッチャーならずともご存じであろう、アメリカを代表するVIPソーシャライトのキム・カーダシアン・ウェスト。その彼女が2019年に立ち上げたボディシェイプウェアブランドSKIMSとフェンディのHOTなコラボレーションには、世界中のファッショニスタが興味津々。このスペシャルなタッグは、一体どうやって生まれたのだろうか？

キム・ジョーンズ／ロンドンのセントラル・セント・マーチンズを卒業。2018年からディオールメのアーティスティックディレクターとして活躍。フェンディで初のウィメンズを手掛ける。ストリートカルチャーやアートへの造詣も深く、就任以来、伝統的メゾンを革新的なアプローチで牽引。

「コラボレーションのアイデアは、チームのメンバーとローマのスタジオでテーブルを囲んでいたときに思いつきました。突然、彼女たちが一斉に黙り込み、スマートフォンを覗き込み始めたのです。最初、私は何が起きているのか分からなかったのですが、彼女たちはスキムスの新作発表を待っていたのです。そのとき“一緒に何かやりたい！”と強く思いました」。そう語るのは、フェンディのアーティスティックディレクター、キム・ジョーンズ。就任以来、革新的かつ話題性のある取り組みで、私たちを驚かせてくれる彼らしい柔軟な着眼点と発想力はさすがの一言。

SKIMSはキム・カーダシアンが2019年にローンチしたボディシェイプウェアブランド。東京オリンピック・パラリンピックではUSA代表のアンダーウェアとラウンジウェアをデザインし話題に。

実現した“フェンディ×スキムス”コレクションは、前デザイナー、カール・ラガーフェルドが1979年に発表したフェンディのアーカイブコレクションからツイストしたチューブトップやポップなカラー、タイトなサッシュのスケッチを参考に、ボディコンシャスなSKIMSの美意識を融合。キム・カーダシアンのワードローブを彷彿とさせる伸縮性のあるドレスやビーチ＆シェイプウェアは、体形を問わず全ての女性が楽しめるというコンセプトも素晴らしい。「“全ての女性を称える”というSKIMSのメッセージは、フェンディのそれにもミラーリングされています」とキム・ジョーンズ。

「私が手掛けるフェンディはバックグラウンドや体形を問わず、全ての女性に向けたものです。そしてそれはSKIMSの核心でもあるのです。またキム・カーダシアン・ウェストはアメリカで社会正義のために精力的に活動し、家族を持ちながらハードワークをこなし、常にベストを尽くそうと奮闘する女性です。それは実に見事で、称賛に値します」。そういえば、彼が就任後最初に手掛けたフェンディのレディ・トゥ・ウェアコレクションも、メゾンを進化させてきたフェンディ家のパワフルな女性たちへオマージュを捧げたものでした！今回のカプセルコレクションもそんなリスペクトがたっぷり詰まった、女性が女性であることを謳歌したくなるアイテムばかり。皆さま、チェック必須ですよ！