おしゃれすることは毎日できる「特別」なこと。山田優とヨンアがお買い物を愛する理由
一緒にお買い物はもちろん、気づけばお揃い&色違いなんてことも多々ある優とヨンア。気の合う2人が、テンションの上がる新作に囲まれた撮影現場では、物欲炸裂な可愛いおしゃべりが止まりません。おしゃれなアンテナを張りめぐらせている彼女たちの、最近のお買い物事情をトーク!
―― 年を重ねていくと好きなもの=似合うものではなくなって「似合わないから……」と避けていると、いよいよ着こなせなくなっていく、大人がハマリがちなスパイラル。でも、常にアップデートを続ける2人には、それがない。これまでいろいろ試してきたからこそ培われた術と、尽きない冒険心でもって、苦手をどう自分のスタイルに変えていくか。そんな攻略すら楽しんでいるようにも思えます。
優 10代、20代のころはパステルトーンのブルーやピンクやイエローを着ることって、ほとんどなかった。どうしても“可愛らしい”という印象に見えてしまうのが嫌で。当時は雑誌での役割もかっこいい系だったし、そっちのほうが好きだったから。でも30歳を超えた辺りからどう着たらいいか分かるようになったというか、可愛い印象に転ぶことがなくなって、今は抵抗なく着られるように。もはや苦手なものはないかな。
ヨンア 私もなんでも挑戦してみたい人ではあるから、どうやって着ようか考えるのは楽しい。
―― 2人とも子育てに、仕事に、やること満載なのに、ファッションに情熱を傾け続けられるモチベーションは一体どこから?
優 う~ん、何だろう? 雑誌を読んだり、インスタを見たり、コレクション動画や画像をチェックしたり、まず、そういった時間が楽しい。そして、そこからインスピレーションを吸収しておしゃれを楽しむことが、むしろ他のことを頑張れる活力になってる。
ヨンア 着るもので1日をハッピーにできるし、行く場所、会う人によってコーディネートを考えるのも楽しいし、新しい着こなしを見つけた瞬間も嬉しい。スタイリングを考えるのが面倒臭いと思ったことは一度もないかな。おしゃれすることは、毎日できる特別なこと。
優 私たち、お買い物への愛が止まらないしね。おしゃれするために、働くしかない(笑)!
ヨンア 今日の現場も欲しいものだらけだしね。働くぞ〜!!
photograph:KENTA KARIMA(model), MAYA KAJITA[e7](still) / interview:YURI SUGIYAMA
素材の略号:K=金、YG=イエローゴールド、WG=ホワイトゴールド、RG=ローズゴールド、DIA=ダイヤモンド
otona MUSE 2023年7月号より