【THEORY WARDROBE】
大人のベーシックスタイルの極意
セオリーには、ブランドの真髄ともいえる定番アイテムだけを集めた、究極のベーシックコレクション「セオリー ワードローブ」なるものが存在します。そこには「これ1着あればどんなシーンも完璧」と思える定番服がずらり。今回はその魅力と、無難や没個性にならず、着る人の魅力を引き立てるベーシックスタイルの作り方をお届け!
THE ICONS
加藤かすみさんが指南、セオリーで買うべき「定番」
「一見、何の変哲もないのに、目を奪われる……。上質なベーシックとは、そうあるべき」と語るのは、人気スタイリスト・加藤かすみさん。セオリーを知り尽くした彼女が、名品揃いの「セオリー ワードローブ」の中から選んだマストバイアイテムと、その着こなし方を伝授!
No.1 JACKET
テーラードジャケット ¥46,200
ブランドの哲学が息づく究極の1着がコレ!
「世界中のセオリーで愛されるこのジャケットは、NYブランドらしいスタイリッシュで知的なムードが唯一無二。そんな女性になりたいな、と思うとき、これ1枚羽織るだけでグイッと理想に近づけてくれるパワーがあります。タキシードジャケットからインスパイアされたというシャープな襟、深いVライン、絞られたウエスト、ヒップラインが隠れるセミロング丈……、全ての要素が着る女性をハンサムで美しくしてくれる、そんな気すらします。スーツはいうまでもなく、カジュアルダウンしても素敵に着こなせるところも魅力的」
No.2 COAT
コート ¥74,800
袖を通した瞬間に高揚感が得られるコート
「ちょっとマニアックなお話になりますが、セオリーの服でよく登場する“アドミラルクレープ”という素材が好きです。ドレープ感があって、動いたときもすごく上品で綺麗。程よく肉厚なのですが着心地はサラッとドライなので、シーズンレスで活躍する、シワにもなりにくいからケアも楽でいいこと尽くめ。このコレクションには、その素材で作ったベーシックなジャケット、パンツ、コートがあって、これはぜひトータルで揃えてみてほしい。レイヤードすることで増す洗練、そのしなやかな女性らしさの虜になるはず! まずはどれか1点なら、コートがオススメ」
No.3 JACKET
テーラードジャケット ¥44,000
No.4 PANTS
パンツ ¥28,600
セオリーのスーツは自分に自信をくれる!
「セオリーの真骨頂といえば、スーツルック。テーラリングやパンツラインの美しさ、トレーサブルウールで仕立てた特注のスーツ素材など、モノとしての完成度の高さはいうまでもないのですが、女性の自立や起業、リーダーシップが進むNY発のブランドらしい、今を強く生きる女性像が反映されているところにも注目しています。大事な場面で自分を120%素敵に見せてくれるセオリーのスーツを着ることで、堂々と胸を張って物事に臨むことができる、新しい一歩を歩き出す自信を与えてくれる、そういう服がクローゼットにある安心感って私たち働く女性にとって大切なこと!」
No.5 SHIRT
クラシックフィットシャツ ¥29,700
上品で愛らしい珠玉のクラシックシャツ
「このシャツはシルエットが抜群に綺麗で、思わず目を奪われます。そぎ落とされたデザインなのに、女性らしい華があって、シンプルに着ているだけで素敵に見える。100%シルクジョーゼットの上品な光沢、滑らかな肌触りは、上質なものに包まれている高揚感にまず自分自身のモチベーションが上がるし、背筋も伸びる。それがまた佇まいを魅力的にする。そんな相乗効果すらあります。襟元をあけ、リラックスしたムードで着るのも素敵。今回は同じ“セオリー ワードローブ”の美脚パンツ“デミトリア”でモダンクラシックに仕上げましたが、デニムやワークパンツなど、カジュアルなアイテムとも好相性で1枚持っているとすごく便利」
THE MATCHING!
愛される定番パンツ「トリーカ」で妄想スタイリング
名品揃いの「セオリー ワードローブ」コレクションの中でも、突出した人気を誇るパンツ「トリーカ」。ザ・コンサバティブに見えて、トレンドアイテムとも相性◎。秋の新作とマッチングさせて、どれだけ印象を変えて着まわせるかに挑戦!
着まわすのはコレ!
GO ON A DATE
ブラウン系と掛け合わせ、柔らかなモダニティを纏って
GIRLS’ PARTY
トレンドのショートJKで旬度たっぷりに楽しむ!
AT OFFICE
上品なモノトーンルックにシルバーでモード感をひと匙
FOR WEEKEND
“こなれ感”がおしゃれな大人のカジュアルスタイル
お問い合わせ先
リンク・セオリー・ジャパン
☎03-6865-0206
photograph:KODAI IKEMITSU[BE NATURAL](model), MAYA KAJITA[e7](still) / styling:KASUMI KATO / hair & make-up:RYOKI SHIMONAGATA / model:YOUN-A
otona MUSE 2023年 9月号より
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