教えて、百々千晴さん! 40代以上のTシャツの選び方【まとめ】
Q. 黒Tって何にでも合うのでつい多用してしまうのですが、
おしゃれに着るためのアドバイスがあればお願いします!
A1. デザイン性のある服や小物の差し色で立体感のある着こなしに
「パッと見でのっぺりしないように、ロープのベスト、センタープレスのパンツなど、デザイン性の強いアイテムとスタイリングして。オール黒だからこそ、多少攻めてもOK! 夏らしく派手色の小物をプラスしてアクセントに」(百々さん)
A2. 動きのあるプリーツスカートで可愛らしさを
「ユニセックスなTシャツには、プリーツスカートで可愛げをプラス。Tシャツも大きめで、スカートにもボリュームがあるけど、裾をインすることでメリハリのある着こなしに。パールを添えて、それとなくドレッシーなムードを意識」(百々さん)
A3. ベストのレイヤードも今年っぽくてオススメ
「ベストを重ねて、Tシャツ1枚のベタな着こなしを回避。ビスチェでもいいし、暑くない何かをレイヤードすることで、スタイリングに変化をつけてあげると! 合わせがTシャツだからこそ、セットアップも程よくカジュアルに着られて◎。」(百々さん)
A4. 黒T以外は全部淡いトーンにしてみて
「淡いトーンのボトムと小物で、黒Tの印象を柔らかく。上半身に目がいくから、脚長に見えるっていう嬉しい効果もあります! 合わせるデニムの色を少し明るいトーンにするだけで、清涼感と程よいヌケ感のあるコーデに。」(百々さん)
Q. 小誌編集長が「自意識過剰でロゴTを着るのが恥ずかしい……」
と言っています。何かアドバイスをお願いします!
A. Don’t think, feel! (考えるな、感じろ)
「以上です(笑)。ロゴの意味を考え始めると、キリがないので。あくまで見た目の可愛さや、自分の好きを信じて着るのが一番だと思います。とっておきの1枚を探す楽しみもあるし、ロゴTならではの洒落感ってあるから、躊躇せずに着てください。ちなみに私は全然気にせず着られる派」(百々さん)
Q. 百々さんならTシャツとラグジュアリー、どうMIXしますか?
A. あえてのカラーTシャツを着て、
上質な黒の小物でコーディネート全体を締める!
さり気ないラグジュアリーが好き
「いかにもっていうラグジュアリーよりも、上質なベーシックをさり気なく身に着けたいなって思います。だから、一番使える黒の小物をいいものに。コーデの引き締め役にもなってくれるし、どんなコーディネートにも合うからベスト。Tシャツはあえてのカラーをセレクトして、シックになり過ぎないようにするのがこだわりです」(百々さん)
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photograph:SAKI OMI[io](model),MAYA KAJITA[e7](still) / styling:CHIHARU DODO / hair:shuco[3rd] / make-up:nagisa[W] / model:RENA TAKESHITA
otona MUSE 2023年7月号より