風間ゆみえさんとハンティング!心を掴んで離さない宝物

唯一無二の世界観によって作り出されるチャーミングな世界観で私たちを魅了し続けるスタイリスト風間ゆみえさん。彼女と一緒に探索する、オトナミューズ編集部がずっとずっと好きなものたちをご紹介します。
PINK
ふんわりPINKの優しさに包まれたなら……
「洋服でも、ジュエリーでも、靴でも、バッグでも、纏うものにはその人のモチベーションを高めるほどの作用があり、その人の印象を作り上げるチカラがある。それは表面的に帯びた波動が、内なる部分とも呼応し合うから。
こんなにもふんわり優しいピンクに包まれて眉間にシワを寄せるなんてナンセンス。他の色では叶えられないふんわりピンクだけが持つ甘さ、優しさ、儚さをタイムレスなアイテムでワードローブに迎えて」
ふんわり甘いライトピンクは、永遠に特別な存在。だからこそオーセンティックなアイテムで普遍的な美しさを手に入れて。カシミアタートルネックニット¥159,500、バレエシューズ[ヒール0.5㎝]¥79,200※共に予定価格(共にセリーヌ バイ エディ・スリマン/セリーヌ ジャパン)、デニムはスタイリスト私物、ゴールドのトラガスピアスはモデル私物
Skin Jewelry
裸を美しく魅せるジュエリー
「華奢な線を描くゴールドジュエリーのなかでもしっとりしなやかになじみながら肌を美しく彩る“マリーエレーヌ ドゥ タイヤック”のイエローゴールドのジュエリー。ハートや蝶々、丸や四角の小さなモチーフが連なるその愛らしさは甘美でロマンティックなムードをもたらし、女性を美しく魅せてくれる。そう、肩肘張らずに心地よく毎日楽しめるものこそが、真のラグジュアリー」
モチーフを連ねたイエローゴールドのネックレスは、タイヤックのなかでも高い人気を誇る名品。スモール“パンジー・バタフライ”パイエットネックレス¥349,800[K20YG]、“ミラー・ミラー”ネックレス¥613,800[K20YG](共にマリーエレーヌ ドゥ タイヤック/MHT)、キャミソールはスタイリスト私物
Mary Jane
ストラップシューズ、それは主役の靴
「オズの魔法使い、不思議の国のアリス……。おとぎ話の主人公がはいている靴として思い出されるのがストラップシューズ。トレンドを超えて、時代を超えてそのクラシックでガーリーなムードに心惹かれるのは、いつまでも失いたくない少女性の象徴でもあるから??
ドレスに合わせても、デニムに合わせても、ソックスをはいても、ヌーディなままでも、その人のスタイルに落とし込めるという点から主役級の足元に! まずは、艶めく黒のパテントをシュークローゼットに1足♡」
つるんと艶めくパテントレザーのシューズは、ダブルストラップで可愛さ倍増。シューズ[ヒール5.5㎝]¥115,500(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン)、ボーダーニット¥17,600(イエナ/メゾン イエナ)、ショーツはスタイリスト私物
Race
レースの華やかさは宝石のごとく
「美しいレースは宝石に匹敵するほど魅力的なもの。特に肌にしっとりと沿う繊細なレースの服は香りのヴェールを纏っているような感覚さえも。だから特別な色香が宿り、女性を美しく映し出してくれる。そこに伴うネイルやメイクアップは静かな温度で。それがレースを色っぽく着たい日の大人の選択」
肌がほんのり透ける繊細なレースが魅力のセットアップ。凛とした白と少しスポーティなデザインで、モダンな装いに。トップス¥72,600、パンツ¥91,300(共に3.1フィリップ リム/3.1フィリップ リム ジャパン)
BORDER
ボーダを着る女は本当にモテないの?
「『ボーダーを着る女はモテない』と耳にするけれどそれでもずっとずっと好きなのよね、ボーダーって。『黒を華やかに着られる女性って素敵』と思うようにボーダーにも同じ理想を抱くから。定番的なものとして、毎シーズン多くのボーダーアイテムに出会えるけれど、その着こなしは黒以上に難易度が高く、退屈な印象に陥りやすかったりするもの。ボーダーにデニムでいられるのはフランス女性だけ!!
そこで私たちは自分に似合うボーダーを探すのです。ミューズ世代ならヌケ感あるざっくりニットで逆説的な女らしさを狙ったり、耳にパールを飾ったり、はたまたマニッシュなトラウザーに合わせたモダンなアプローチがいいんじゃないかな。ボーダーを制する者は、愛されるはず(笑)」
ニットの中でからだが泳ぐ絶妙なサイズ感が、女らしさを引き出す1枚。そのヌケ感を生かすリラクシーな着こなしを。ボーダーニット¥17,600(イエナ/メゾン イエナ)、パールイヤリング左耳¥89,000、右耳¥129,000(共にシャルロット シェネ/エドストローム オフィス)
photograph:SAKI OMI[io] / styling:YUMIE KAZAMA / hair & make-up:KYOHEI SASAMOTO[ilumini.] / model:RENA TAKESHITA / edit:YURI SUGIYAMA / cooperation:HILLTOP HOTEL
※素材の略号:YG=イエローゴールド
otona MUSE 2022年1月号より
※本記事に掲載した商品の価格や情報は雑誌発売時のものです。最新の情報は店舗や公式ホームページでご確認ください。
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。