梨花も展示会を訪問! 注目ブランド【NKNIT】は大人がときめくちょうどいいニットの宝庫です
オトナミューズの誌面にも登場したり、梨花さんがYouTubeで展示会に訪れていたり。代表的なハートモチーフやデザインニットなど、大人でも楽しめるキャッチーなデザインが特徴的なNKNIT。もともとファッションアイテムの中でもニットが大好きだったというデザイナーのTOSHIAKI OKIさんが、ニットとニットに似合うアイテムを中心に始めたブランドなんだそう。モデルやスタイリストなどに愛用者も多く、発売されるたびに話題を集める注目の存在。そんなNKNITの発売方法は基本的には完全受注なのです。気になるけれど、どんなブランドなの……? そんなちょっぴり謎に包まれたベールを剥がすべく、デザイナーのTOSHIAKI OKIさんに取材してきました。
ニットってすごくいいものを買って、もったいなくて着ないってことがよくあった
デザイナーとして活躍してきたOKIさんが、自らNKNITをはじめたきっかけは?
「もともとはニットが大好きだったから、ニットを中心としたブランドを作りたかったんです。ニットってすごくいいものを買っても何十年も愛用できる素材ではないじゃないですか。一張羅の靴やコートと違って、どれだけ大切に使っていても毛玉になってしまうこともあるし、ここぞというときにしかもったいなくて着れなかったり。ニットが大好きなのに、それこそ大切にしたいアイテムはワンシーズンに1回とか2回とかしか着ないみたいな。 だからニットをもっとデイリーに楽しめて、買いやすいお値段で、でも着心地のいいもの。その塩梅のいいものをNKNITでは目指しています」
本来のファッションって
誰もが楽しくてワクワワできるもの
NKNITの特徴は発売方法が完全受注であること。一般発売をしてほしい、と声をもらうこともあるけれど、受注販売にこだわる理由はアパレルの業界でずっと仕事をしていたOKIさんが感じていたちょっとした違和感だったそう。
「ファッションの世界って、秋冬の展示会を真夏に行うのが通常のサイクル。展示会と実際に着るシーズンがずれているので、頼んだものが届いたときには『あれ、こんなの買ったっけ』となってしまったり。せっかく一度気に入って買ったアイテムなのに、タイミングがずれるだけで要らないものになってしまう、そんな状況がなんだか悲しいなと思っていました。なので、NKNITは完全受注であっても2カ月で届く最短のサイクルで、なるべく買ったときの気持ちのまま着てもらえるようにしています。また、シーズンがはじまると今度は作り過ぎてしまったという理由だけで大量の衣服が半額で放出されたり、最終的には破棄されたりすることもこの業界では日常茶飯事です。服にはなんの罪もないのに、作る側のコントロールがきいてないことで本来楽しいはずのファッションでこうした悲しい状況が生じてしまう。それってやっぱり違うよなと。ファッションってもっと楽しくワクワクしたものであるべきなのに、ちょっとしたさじ加減でズレてしまうのはもったいないなと感じていました。だからNKNITでは完全受注で、その違和感を解消できる生産方法にこだわっています」
ファッションって楽しくてワクワクするものであってほしい。そんなメッセージを根底に持つNKNITのこだわりはサイズ展開にも。
「ふたつのサイズ展開があるアイテムは、1と2で極端にサイズの差をつけているのも特徴です。なかには1はショート丈なのに、2はお尻が隠れるくらい大きな違いがあるアイテムもあります。それこそ男女関係なく好きな着方を選んでいいと思うんです。男のコが短い丈を選んでも、女のコがオーバーサイズを着ても可愛いですよね。どういう風に着たいかを考えて自分の気分にあったサイズを選ぶ、そんな楽しみ方でサイズを選んでみてほしいなと」
そんなNKNITの展示会には我らが梨花さんも足を運んでいましたよ! オトナミューズのYouTubeで展示会を訪れた様子をお届けしているのでぜひ動画でもチェックしてみてください。
梨花さんが選んだのはこのアイテム!
NKNITのニットはちょっとしたクセやモダンな要素を加えることで大人っぽく、かつ遊び心があるアイテムばかり。どれもシンプルで上質ながらもエッジのきいたバランスを楽しめますよ。受注販売が基本ですが、配送後にWEBサイトでの追加発売があるかも……? Instagramで告知をしてくれるそうなので、気になる方は今からでも要チェックです!
otona MUSE O