私を輝かせる運命の1本が見つかる!安西こずえ&野上亜紀が教える【今さら聞けない腕時計の基本】
そろそろ一生を共にできる、運命の「時計」を手に入れたい。とはいえ、どう選べばよいのか分からない……という大人のために、あなたを輝かせてくれる価値ある1本との出合い方、プロに教えてもらいましょう! 実は同い年という時計マニアのスタイリスト・安西こずえさんと時計ジャーナリスト・野上亜紀さんが、価値ある時計の選び方をレクチャー。時計の基礎知識も合わせてどうぞ。
腕時計とは、小さなフェイスに
歴史とトキメキが詰まった小宇宙
編集部(以下編) 腕時計を愛するプロのお2人に、今回はオトナミューズ読者にオススメのアイテムを指南してもらいたいと思っています。腕時計が欲しいけれど、何を買ったらいいか分からないという人、意外と多いんです。こずさんは毎日、腕時計されていますよね。
安西(以下A) 朝、着る服をコーディネートするじゃない? そしたらまず合わせる腕時計を決めるの。そこにジュエリーを着け加えていく感じ。そのくらい腕時計が好き♡
野上(以下N) いつからそんなに興味をもたれたんですか?
A 私、スタイリストとして駆け出しの時代、メンズ誌の仕事が多かったんです。
N 腕時計って、男性にとっては唯一ともいえる装身具だから、取り上げる企画も多いですよね。
A そう、だから若いころにいろんなブランドの腕時計をたくさん見て、触って、勉強してたんです。コレクションしているなかでも多いのはロレックス。それも全てメンズのブレスレットタイプ。今日着けているロレックスはフェイスが42㎜だね(※そこにゴールドのハードなジュエリーをたっぷり合わせていました!)。日本のブランドならばグランドセイコーもシックで好きだな。
styling:KOZUE ANZAI supervision:AKI NOGAMI
※素材の略号:SS=ステンレススチール、RG=ローズゴールド、DIA=ダイヤモンド、PG=ピンクゴールド、WG=ホワイトゴールド
otona MUSE 2024年8月号より