私を輝かせる運命の1本が見つかる!安西こずえ&野上亜紀が教える【今さら聞けない腕時計の基本】
編 なんて贅沢な悩み! 今お話に出てきたのは、どれも時計ブランドのアイテムですけれど、ジュエリーブランドにも素敵な時計が多くて気になります。
N こずさんがお好きなロレックスやグランドセイコーといった時計ブランドは、ムーブメントから腕時計になるまで、全て自社で一貫して製造できるマニファクチュール。ただ時代は変わってきていて、ジュエリーブランドでも自社でムーブメントを本格的に開発しているところは多くあります。シャネルもその代表格。このJ12の新作も、フェイスの中にクチュールの魅力が溢れていて素晴らしい。
A なにコレ、フェイスの中にマドモアゼルがいる! ビックリ!
N 腕時計って小さなフェイスの中に、歴史とストーリーといったブランドの叡智がギュッと詰まっていて、それが値段に比例しているんです。
A 高くても、オーバーホールに出せば、一生使えるし、大切な人へ受け継いでいくこともできるよね。
N だから購入を検討するときは、ぜひブランドの世界観を知る意味でもブティックに足を運んでほしいなと思います。時間があまりなくて、一度にさまざまなものを見比べて選びたいという方は、百貨店がオススメです。
styling:KOZUE ANZAI supervision:AKI NOGAMI
※素材の略号:SS=ステンレススチール、RG=ローズゴールド、DIA=ダイヤモンド、PG=ピンクゴールド、WG=ホワイトゴールド
otona MUSE 2024年8月号より