私を輝かせる運命の1本が見つかる!安西こずえ&野上亜紀が教える【今さら聞けない腕時計の基本】
知ることで、もっと好きになれる!
時計用語の基礎知識
▶︎ パーツの名前を解説
1 ベルト
腕に装着する部位で、全体の印象を大きく決めるパーツ。皮革やラバーなどをストラップやバンド、金属製のものはブレスレットと呼ぶ。
2 ケース
腕時計の機械、構造部分が収められている入れ物(本体)のこと。壊れにくく丈夫なステンレススチール製のことが多い。
3 ベゼル
文字盤のカバーガラスのまわりに取り付けられた枠。計測機能がついた回転式のものや、ダイヤモンドがセットされたものも。
4 ダイヤル
文字盤のこと。時間を示す目盛りが書かれた盤と針で構成。金属やマザーオブパール等さまざまな素材が用いられる。
5 リューズ
引き出したポジションによって、時刻や日付の調整ができ、手巻き式時計の場合はゼンマイの巻き上げに使う。
6 カレンダー
日付を表す小窓。リューズを回して調整することができる。
7 インデックス
文時盤に配置された時間を表す目盛りや文字のこと。数字の場合やアラビア数字、ローマ数字、棒状のバーインデックスやドット、宝石で表すタイプなどのバリエーションが。
8 ラグ
ケースの上下に付いた、ベルトを固定する部位。ラグがなく、直接ベルトとケースが付いた一体型タイプもある。
※ムーブメント
時間を正確に刻み、針を動かして駆動させる機械、まさに腕時計の心臓部分。ゼンマイを動力とした手巻きや自動巻き、電池で稼働するクオーツに分けられる。
styling:KOZUE ANZAI supervision:AKI NOGAMI
※素材の略号:SS=ステンレススチール、RG=ローズゴールド、DIA=ダイヤモンド、PG=ピンクゴールド、WG=ホワイトゴールド
otona MUSE 2024年8月号より