【メンズ服に学ぶ】カーデのボタンは2つ開けで抜けを演出。エディフィス桂大地さんのコートコーデはインナーのレイヤードが決め手
クリーンな着こなしに引き立つ
ヒネリのあるアイテムのチョイスも技アリ
「グレーが入ったブルーのコートを主役に、そのほかのアイテムもグレーに絞ってスタイリングを構成しました。コートのデザインベースはミリタリーですが、たっぷりとしたサイズ感や無駄な装飾を省くことでモダンに昇華させたところが気に入っています」と桂さん。
襟つきのカーディガンやちょっとフレアで味のあるジーンズなど、定番ながら少し個性のあるアイテムをチョイスしているのも見どころ。「パッと見はシンプルですが、よく見るとひとつひとつのアイテムに個性がある。少しヒネリのある王道アイテムが好きなんですよね」
レイヤードのバランスもお見事。「カーディガンのボタンをすべて閉めても白Tはチラッと見えるんですが、もう少し抜け感を演出したかったのでボタンは2つ開けに。ちなみにこれはクルーネックのカーディガンでの応用も可能です。洗練度もさらにアップできるので、オトナミューズ読者のみなさんもぜひチャレンジしてみてください! 」
Profile/
かつら だいち/エディフィスPR
大学卒業後、2015年にベイクルーズに入社。エディフィスのショップスタッフを経て現職に。ファッションにハマったきっかけでもある古着が今でも大好物で、特にシューズに目がなく、最近もジョン ロブのヴィンテージを購入。ここ数年、中学生のときにやっていたテニス熱が再燃しているそう。
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text:KYOKO CHIKAMA