カルティエの時計やブレス、黒×トープカラーのバランスも完璧!【メンズ服に学ぶ】ENKEL水澗航さん
ジュエリー&小物使いに大人の鋭い感性が炸裂
「黒が好きなのでいつも黒ばかり着ているのですが、最近は色を入れるのが気分なんです」という水澗さん。今回チョイスしたアウターは、日本発のファッションブランド【シュタイン】の中綿入りブルゾン。「このブルゾンはボリューミーなシルエットがポイントで、ベーシックなデザインながら存在感は満点。黒と相性もがいいトープカラーも気に入っています」
アウターのボリュームに負けないワイドパンツとのバランスも秀逸。「カジュアルになりすぎないよう、ボトムスはウール生地のスラックスに。落ち感が美しい生地なので、コットンなどに比べると大人っぽい雰囲気を漂わせることができるんです」
さらに水澗さんの着こなしで目を引くのは小物づかい。個性的なデザインは悪目立ちするのでは? と思うかもしれませんが、黒で統一しているのでスタイリングに見事に溶け込んでいます。さりげなく主張するジュエリーの効かせ方もさすがで、大人っぽさをさらにアップさせているのも見逃せません。
Profile
みずまわたる/ENKEL主宰
メンズブランド中心のショールームSTUDIO FABWORKを主宰。2019年からはユニセックスブランドのショールーム兼ギャラリーのENKELをスタートし、かねてより興味を持っていたインテリアやアートなどのPRにも力を入れている。なお、ギャラリーではラフ・シモンズなどの著名なデザイナーも愛用するジョージ・ナカシマの名作家具をはじめ、現代作家の作品なども揃う。
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text:KYOKO CHIKAMA