ダウンジャケットをおしゃれに着るならボトム選びが最重要。HEMT平山洋次さんの防寒スタイル【メンズ服に学ぶ】
ボトムス選びと配色で防寒とおしゃれを両立
この冬、平山さんが愛用しているアウターは、なんと1000フィルパワーの本格派ダウン。ダウンは700フィルパワー以上が高品質とされているので、これは雪山でもへっちゃらな防寒性を誇ります。ただ、ここまで機能的なダウンだと、街着としては難易度が高い印象がありますよね。
「アウトドア色が強いダウンを街着として昇華させるべく、上品で大人っぽいスタイリングを意識しました。ボトムスは旬のワイドパンツを合わせると若見えするので、ほどよくフレアしたシューカットのスラックスをチョイス。エレガントですっきり見えも叶うので、街コーデとしてベストなバランスで着こなせるんです」と平山さん。さらに注目すべきはカラーリング。大人っぽく見せるとなるとワントーンで仕上げがちですが、平山さんはツートーンに。「アウターとボトムスはアースカラーでまとめつつ、インナーや足元はブラックでほどよく引き締めました。上品なバイカラーも構築できるので、より大人っぽい印象を与えられますよ」
女性の場合、ボリューミーなダウンにはワイドパンツ、もしくは細身のパンツを選びがちですが、シューカットのスラックスという選択が新鮮でした。これは大人の女性にこそオススメのテクニックなので、みなさんもぜひ実践してみてください!
Profile
ひらやまようじ/HEMT PR代表取締役
セレクトショップのプレスを経て、2011年にHEMT PRを設立。【キクスドキュメント】や【プリュイ】をはじめ、メンズ・レディスのファッションブランドのPRを手がけている。普段はモノトーンやアースカラーといった落ち着いた色味を好むが、この春は久しぶりにペールトーンが気になっているそう。
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