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オトナミューズ編集部

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「子どもたちの大切な個性を生かすのにも数秘は役に立つんです」モデル・夕弥が語る【子育てと数秘術】

「子育てに役立つかもしれない」から始まった数秘の学び

――そんな夕弥さんが、なぜ数秘術の鑑定士になるまで勉強したんですか?


「子育てに役立つかもしれない」と思ったのが、大きなきっかけでした。僕には息子が2人いるんですが、同じ親から生まれ、同じ環境で育っているのに、性格も、好みも、響く言葉も、全く違う。

 

たとえば同じ「やめなさい」という声かけでも、反応が違うんですよね。「なんでこんなにも違うんだろう?」とそれぞれの数秘を見てみたら「なるほど、こういう違いがあるのか」と腑に落ちたんですよ。数秘術を通して子どもの特性を知ることで、その子に合ったホメ方や個性の伸ばし方が見えてくる。これはちょっと勉強してみる価値があるかもしれない、と思って勉強を始めたんです。

 

「子どもたちの大切な個性を生かすのにも数秘は役に立つんです」モデル・夕弥が語る【子育てと数秘術】

――そもそも数秘術ではどんなことが分かるんですか?


基本的な性質は生年月日から導き出される「過去数」「現在数」「未来数」の3つの数字をもとに鑑定します。オトナミューズウェブの『夕弥の数秘術』で調べられますよ。さらに深く鑑定したいときは、名前からも数字を算出します。すると、自分の特性、使命、苦手なことのほかにも、本当に求めているもの、周囲からの印象、将来の可能性、葛藤やブロックしてしまうことまで、より深く多角的に見えてくるんです。

 

僕自身、占いや数秘術に興味はあるのに鑑定結果を素直に受け入れられなかった理由も、“ある数字”の並びにあったんだと気づきました。僕の場合、現在数は「9」なんですが、名前を含めて数字を見てみると、「9」とは真反対の数字をいくつか持っているんですね。たとえば、すごくせっかちでスピード重視な部分と、ゆっくりと着実にやらないと気が済まない、という両極の性質を持っていたりする。だから、どっちつかずで自分のことが分かりにくいんです。調べれば調べるほど「ああ、なるほど。どおりで面倒くさいわ、自分! 」って感じでした(笑)。

 

読者の方でも、オトナミューズウェブの『夕弥の数秘術』だけでは「ピンとこない」と感じる人も、中にはいらっしゃるかもしれません。それは、名前に逆の性質の数字を持っていたり、ブロックしている数字が実は眠っているかもしれないからなんです。

 

――実は私(インタビュアー:Nさん)も、以前にファッションブランドの展示会イベントで、夕弥さんに名前も含めて鑑定していただいたことがあるんです。性質として「将来、社長になる人です」と言われ、「でも、そういうタイプじゃないです」と返したら「ブロックしていますね」と言われた記憶があります。


そうでしたか! もう一度見てみましょう、Nさんの場合、過去数は「5」、現在数は「11」、未来数は「8」なんですね。過去というのは、生まれたときにすでに、持っている数字。これが「5」で、好奇心、チャレンジ、なんでもやりたいみたいな性格です。表現やおしゃべりも得意。

 

――そうですね。ちょっと気持ち悪いほど好奇心のカタマリですね……。

 

そして現在数「11」は、天からのメッセージを下ろしてきて人々に伝える人。だから発信力が強いんですよ。直感力も冴えているので、これ面白そうだなとか、これいいな、と思ったら、やってみるというのがいいと思うんです。

「子どもたちの大切な個性を生かすのにも数秘は役に立つんです」モデル・夕弥が語る【子育てと数秘術】

インタビュー中、Nさんの鑑定をする夕弥さんのメモ。生年月日だけでなく名前のアルファベットから数字を算出します。ちなみに、ブランド名などにも数秘が存在するんだそうです。

――「11」の数字を持つ人は「宇宙人」とも言われますよね。でも、あまり前に出たい性質ではないんです。

 

「11」という数字って、「1」が2つ並ぶじゃないですか。つまり1の要素が2つあるんですよ。1というのは、男性性で能動的で「陽」の質。猪突猛進で、思い立ったら即行動みたいな、とりあえずやってみてなんとかなっちゃう、っていうのが「1」なんですよ。自分で何かを立ち上げる、ゼロから1を生み出すことができるのが、「1」なんですね。

 

ただ、「11」というのは、1+1という風にも捉えられるんです。1+1=2じゃないですか。「2」というのは、女性性で「陰」の質。つまり、受け身なんです。Nさんの「人前には出たくない」というのもその性質。どちらかというと裏で人のために支えるとか、サポートするとか、そういうことをやりたいんですね。だから、「11」という数字を持つ人は真反対の性質を持っているってことなんですよ。「11」って結構大変なんですよ。

 

――おじさんとフェミ女が同居しているってことですか。大変なんですね、私……。


「11」、「22」、「33」という数字はマスターナンバーといって、ちょっと特別なんですよ。直感が鋭いことからも「宇宙人」と言われますね。ほかの番号の人たちよりも使命感が強いので、やることも大きくなってくる。そういう番号を持っているからと割り切って、もっと大きいことやってやろう! という心持ちでいくといいですよ。

 

さらにNさんの場合、未来数は「8」なんです。未来数は生まれたときには持っていません。若いころの課題とも言えるし、「こういう人になっていきたい」「私にはこれが足りない」という数字。それが「8」なので、お金とか権力とか名誉とか、そういうものが入ってきやすいですし、憧れもある。社長や経営者によく入っている数字が「8」なんですが、若いころはそういう部分が足りていないから、近づきたいと意識する。徐々に「8」の性質に近づいていくものなんですが、Nさんの場合、名前を見るとその「8」をブロックしてるっていうふうに出ていますね。

 

――心当たりがありすぎて、ちょっと寒気がしてきました……。こんなふうに3つの数字だけでは見れない部分まで、個人鑑定では見てもらえたりするんですよね?


もちろん。僕の個人鑑定では、生年月日と名前のセットで鑑定していますから。情報量が多くて、長いときは1時間半くらいずっとしゃべってますよ(笑)。

 

数秘は、自分の“取り扱い説明書”のようなもの。「私なんかできない」と思い込んでいる短所も、視点を変えると長所になることがある。そうすると、人生も気持ちも楽になるし、生きやすくなる。そんなことを伝えたいですね。どんな人でも能力は備わっていますから、ぜひそれを生かしてほしいです。

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photograph:KAZUYUKI EBISAWA[MAKIURA OFFICE]
hair & make-up:KANA SAKURAI[HITOME]
interview & text:MIO NEMOTO

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37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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