「子どもたちの大切な個性を生かすのにも数秘は役に立つんです」モデル・夕弥が語る【子育てと数秘術】

子育ての「イライラ発動前」に知っておきたい、数秘の視点
――ところで、夕弥さんは実際に数秘術をどのように育児に活かしていますか?
我が家でいうと、長男は「6」で、とても優しいタイプ。だから「困っているからお願い」と頼めば、行動してくれます。次男は名前の数字に1番でいたい気質を持っているので、たとえばお風呂に誘うときも、「入りなさい」ではなく「誰が1番に入れるかな〜?」と声をかけると、喜んで真っ先にお風呂場に駆けていく。そんなふうに日常のコミュニケーションにも役立てています。
親としての悩みに、「習いごとが続かない」「いつもひとりで遊んでいて心配で……」なんて声をよく聞きます。子どもの個性をなかなか受け入れられず、親としてついついイライラが発動してしまう場合も少なくないと思うんですが、数秘を知っていると「あ、この数字を持っているから、続かないんだな」「一人でいるのが落ち着くタイプなんだな」と、受け入れることができたりする。いい意味であきらめがつきますし、心がラクになるんですよ。無邪気に生きている子どもたちの大切な個性に気づくことができるんですよね。子どもがもつそれぞれの特性を、強みにしてあげたらいい。でももちろん、まずは親自身が自分の数秘を知ることが大前提だと思っています。自分の特性を理解したうえで、子どもとの“違い”を知る。おたがいの個性を尊重することが、うまくいくポイントだと思います。
――「なんでうちの子はこうなんだろう?」と叫びたくなるときに「まあまあ、大丈夫だから」と、数秘がなだめてくれるんですね。ちなみにオトナミューズウェブの『夕弥の数秘術』で子どもの数秘を見る場合、大人と同じ見方でもいいんでしょうか?
基本は、「過去数」「現在数」「未来数」の3つで見るのですが、大人と同様、重視するのは「現在数」です。ただ、10歳くらいまでは「過去数」も参考にするといいと思います。ちなみに、「未来数」は40歳ごろから現れ始めるとされますが、60代・70代になっても「未来数」の性質に憧れるだけで終わる人もいれば、早いうちにその数字の能力を発揮する人もいらっしゃいますよ。
ードキッ。楽しいお話、ありがとうございました。いつかまた、子どもの数秘についても深掘った話を伺えたら嬉しいです。
「ぜひぜひ!」
夕弥/香港を拠点に10年間、海外でモデル・俳優として活動。帰国後、モデルをする傍ら数秘術と出会う。子育てに役立てようという目的で興味を持ち、数秘の師匠Yumi氏に師事。紹介制で始めた鑑定がポジティブマインドになれると話題に。
photograph:KAZUYUKI EBISAWA[MAKIURA OFFICE]
hair & make-up:KANA SAKURAI[HITOME]
interview & text:MIO NEMOTO
EDITOR
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