2024年11月から本格的な風の時代へ。占星術師Hirolinaが読み解く幸運のカギは「ブレない自分と柔軟性の合わせ技」
約200年ぶりに大きな変化が起きる2024年。そんな激動の日々をどう過ごせばいい? 今、多くのモデルやプレスなどから支持され、ファッション業界で話題の占い師・Hirolinaさんが西洋占星術×占星タロットで占います。仕事に家庭に……日々全力で頑張るミューズ世代に向け、軽やかに生きるヒントをお届け。
大変革が起こる2024年。風の時代を幸せに生き抜くには?
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2024年の11月に本格的な風の時代に突入
2024年はズバリ、「風」の時代。太陽から一番遠い天体の冥王星が大きな動きを見せる年です。2024年の11月20日には冥王星が水瓶座に移動し、これが本格的な風の時代への突入期となるのですが、なんと前回、この現象が起きたのは248年前。誰もが人生で一度しか経験できない貴重な転換期を迎える年というわけです。
「地」の時代を経て、2020年12月に水瓶座が木星と土星に大接近したことで風の時代が始まりましたが、ここ数年は移行期といったところでした。地の時代はいい大学に行き、いい会社に就職し、家族を作り、家を持つ。そのように、目に見えるものを所有することに価値が置かれたり、年功序列が尊重されたり、経験があることが立派と考えられてきました。
この4年は地の時代から風の時代への重要な移行期
地の時代から風の時代に移りゆく移行期は2019〜2023年。いきなり、本格的な風の時代に突入するのではなく、徐々に変化に慣れていくことで、私たちは新しい時代を受け入れやすくなったのです。それを示唆する大きな出来事も実際に起こっています。まず、最初は2019年の新型コロナウイルス感染症の流行でした。それまで毎日、満員電車に乗って通勤してオフィスで働くという当たり前のスタイルがリモートワークにガラリと変化。これはまさに地の時代から風の時代への変容の予兆だったといえます。そして、2023年3月23日〜6月11日。この時期はコロナ禍で始まったリモートワークを多くの人々が再び対面に戻した時期。対面だからこそ得られることの多さを改めて実感することとなり、再び物事に対する価値感が変わりました。これも一種の変容であり、予兆だったといえるでしょう。さらに2024年1月21〜9月20日までの間にも、社会や価値観が変化する出来事が起きると予想されます。この最後の変容を経て、11月20日から、いよいよ本格的に風の時代に突入するのです。
例えば、2022年にMe Too運動などが活発化したのも、風の時代を感じさせる出来事のひとつ。今まで隠されていたことが明るみになる機会も多く、実際、パワーハラスメントやセクシャルハラスメント問題が数多く発覚しました。何事もオープンになり、横のつながりが強いゆえ、一気に拡散される。これぞ、風の時代の特徴でしょう。みなさんのなかにも、職場などの身近な場所で仲間がパワーハラスメントを訴えたりというシーンに遭遇した人もいらっしゃるかもしれません。SNSから無名ながらも実力のあるアーティストが誕生するようになったのもそう。それは風の時代の移行期だからこそだったのです。ちなみにこういう時代は都市伝説が流行り出すという側面も。現実を見たくないという人は、出所がわからず、信憑性が低い噂レベルの都市伝説や陰謀論に翻弄されてしまう危険性も持ち合わせていたはずです。
illust:YUKO SAEKI text:ERI HAMADA