「ハッピーは繋がって誰かを笑顔にすることができると信じています」2025年の 【こども食堂レインボー】はお餅つきから!
木津明子の子ども食堂日記vo.38
「2025年初回の食堂は恒例のお餅つきから!」
まずはこの日記の主である木津明子(きづあきこ)の自己紹介を。スタイリストとして働きながら子ども食堂を運営する2児の母です。私は【こども食堂レインボー】がある横浜市磯子区の洋光台駅という町で育ちました。スタイリストのアシスタントを始めたころも、1時間ほどかけこの街から都内へ通っていました。アシスタント期間の途中から都内へ引っ越し、8年ほど東京住まいでしたが、長女(現在中2)を出産後に地元である洋光台へ再び戻ってきました。そしてこの街に恩返しをしたいという気持ちで、3年前に子ども食堂を開いたというワケです。そんな食堂の様子をお伝えしているこの連載、今回は新年恒例のお餅つきの報告です。
2025年がスタートしました!
今年も元気に【レインボー】は開店しています
この記事が公開されるのは2月に入ってからですが、2025年初回の木津明子の子ども食堂日記、本年もよろしくお願いします!
今年も楽しく張り切って行くぞ〜!
毎年お正月は箱根駅伝を楽しみにしているのですが、昨年何度もAudible(オーティブル)で聴いた『俺たちの箱根駅伝』で更に箱根駅伝愛が強くなっていた私。正月2日と3日は、ガイド本を手にテレビの前で2区(かなり早め!)から涙を流して観戦しました。やっぱり最高ですね。同じ思いの方、いらっしゃいますよね?
さて、【レインボー】のお正月は毎年恒例の【お餅祭り】。つきたてのお餅を、お雑煮、お汁粉、きな粉餅、みぞれ餅、磯部餅にしました。みんな楽しみにしてくれていたようで、変わらず多くの子どもたちが食べに来てくれました♡
【こども食堂レインボー】にはキッズスタッフがいて小学5年生のキッズたちが10時に元気に出勤して、お皿を拭いたり、メニューを看板に書いたり、テーブルを綺麗にしてくれます♡ 中学生になっても部活後に来てくれるキッズスタッフもいて、忙しい時間帯のピンチを助けてくれます! そばで見守っているのですが、それぞれが自分の得意分野で活躍してくれる感じが、すごくいいなって思っています。
高校生のときに自ら連絡をくれてスタッフになった、ななかも大学生になった今でも一緒に働けていることは、しみじみ嬉しい。【レインボー】で働く日はよく笑い、嬉しい! 楽しい! があります。「仕事をしてて、【レインボー】もやって忙しいでしょ?」と聞かれることがあります。確かに、大変だし忙しい(笑)です。休みがない週もあります。でも働くと不思議と嬉しい! 楽しい! の方が勝っちゃう。
働くスタッフは、すごく忙しいけど、音楽をかけて歌ったり踊ったり(笑)。笑いながらみんなで働けて、元気にお客さんを迎えて、子どもたちに「美味しい」とか「おかわり!」とか言ってもらえて何て幸せな場所なんだ! って、毎回新鮮に思うし、感謝しています。
私たちスタッフも笑顔で活動する事が大切で、ハッピーは繋がっていって誰かを笑顔にすることができると信じています。
子どもたちにお腹いっぱいになってもらい笑顔になってもらうこと。
子どもたちが安心できる場所であること。家族や学校以外の信頼できる人に出会える場所であること。知らなかった人たちが出会い、たくさんの大人の目で子どもたちを守る場所であること。みんな育児は大変だから少し休める場所があることも大切。
2025年もスーパーパワーで【こども食堂レインボー】は張り切って参りますのでよろしくお願いします! 年明けも元気にみんなに会えて嬉しかった。
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