スタイリスト木津明子さんが運営する【こども食堂レインボー】「来てくれた子みんながおなかいっぱい食べられるように!」

木津明子の子ども食堂日記vo.39
「行列御礼! 無限にお米の出てくる炊飯器が欲しい(笑)」
まずはこの日記の主である木津明子(きづあきこ)の自己紹介を。スタイリストとして働きながら子ども食堂を運営する2児の母です。私は【こども食堂レインボー】がある横浜市磯子区の洋光台駅という町で育ちました。スタイリストのアシスタントを始めたころも、1時間ほどかけこの街から都内へ通っていました。アシスタント期間の途中から都内へ引っ越し、8年ほど東京住まいでしたが、長女(現在中2)を出産後に地元である洋光台へ再び戻ってきました。そしてこの街に恩返しをしたいという気持ちで、3年前に子ども食堂を開いたというワケです。そんな食堂の様子をお伝えしているこの連載、今回は最近入店待ちの列ができることもある【レインボー】の近況報告と鬼店主からのお願いです。
我が家の長男無事9歳に!
子の成長に母は胸キューン♡です
3月がやってきました!
我が家の長男、ハッピーボーイが9歳になり、娘と息子と3人で携帯電話の写真を見返して笑いながら、母はあっという間の子どもたちの成長に胸がキューンとします。キューンとしている母のそばを離れて、もう娘と息子は彼らの中で流行ってる歌をハモりながら歌い笑ってる。仲がよくてありがたい。色んなことがあったけど、時の流れは早いですね。子どもたちとちゃんと目を見て話す時間をもっともっと意識して作ろう! と改めて思いました。ちょっと、母はセンチメンタルに(笑)。
よし! お母さん頑張るぜ。
そんなハッピーボーイの誕生日は私の両親を交えてお祝い。いつも両親には育児をサポートしてもらっています。
姉弟でいつも仲良くいてくれて、それは母として何よりの喜びであり、幸せ。
最近、朝のニュースで見かける魚肉ソーセージのレシピ(我が家のテレビだけではないですよね?)。低脂肪で栄養があるらしく2月のメニューに2回も使っちゃいました。魚肉ソーセージの恵方巻き&ほうれん草と魚肉ソーセージのクリームパスタ。
これは美味しい! すっかりハマってしまい、スーパーで見かけるとついつい買っています。
2025年の【レインボー】的恵方巻き。魚肉ソーセージは小さな子でも食べやすかったよう♡
魚肉ソーセージは火通りを気にしなくていいので、調理もスピーディにできて便利!
【こども食堂レインボー】に通ってきてくれる子どもたちも、みるみる成長中で最近はおかわりが増えてきてる〜♡ 嬉しいことに 1食分は、今まで通りのお米20合では足りない日が増えてきています!
「おかわり!」が嬉しいからどんどん出してあげたいけれど、まだまだ外には子どもたちが待っている場面があります。そんなとき、おかわり1回目は出せるけど2回目は「ちょっと待っていてね。外にまだ待ってる子がいるからね」と1回席を空けてもらい、お米が炊けるのを待っていてもらう事があります。実は1回30食とは書いていますが、50食分くらいの量を用意しています。それでもおかずやご飯がすっからかんになってしまって食べられない子どもたちが数名出てきちゃったりすることもあります。そんなときは非常に胸が痛みます。永遠にお米が出続ける炊飯器があればいいのに!
なんとか来店してくれた子どもたち全員が食べられるように、お互いにちょっと我慢してもらいながら、みんなで上手くやって行きたいなと思っています。
食べ終わったらお片づけを手伝ってくれるちあき。
頑張ってお箸でキレイに食べるまこ。
【レインボー】の最大の目的は、子どもたちにお腹いっぱい食べてもらって笑顔になってもらう事。また、コミュニケーションの輪を作り、地域全体で子どもたちを守っていける場所にすること。そして、育児に関わる全ての人たちが少しだけ羽根を休めて、また笑顔で育児に向かえる場所である事も大切だと思っています。
たまに子どもたちのケンカに飛び込んで行って、注意することがあります。子どもたちにいいこと悪いことをちゃんと伝えていくことも私たちの仕事だと思っています。大人もマナー違反があったりすると遠慮なく注意します。そう、私は実は鬼店主(笑)。
みんなの安心できる【こども食堂レインボー】を守るために、子どもも大人も来てくれるみんなが一つでもナイスな協力をしてくれたら嬉しいです。よろしくお願いします!
【永遠にお米が出続ける炊飯器】募集中!
家族でのご来店、大歓迎です!
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