鈴木誠也&今永昇太を現地で観たい! MLBシカゴカブスの本拠地・リグレーフィールド【チケット購入ガイド】

アメリカ・シカゴに2年間住み、現在は日本でフリーアナウンサーをしている渋佐和佳奈さん。これまではシカゴから現地の最新事情を伝えてくれていましたが、これからはアメリカと日本、両国で暮らしたからこそ気づくトピックスを独自の視点で伝えてもらいます。今回は2025年3月18日に東京で開幕したメジャーリーグベースボール、MLBのためになるお話。現地観戦を検討している方、要チェックです!
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フリーアナウンサー渋佐和佳奈の日米比較レポート vol.3
東京シリーズ【カブス VS 巨人】戦に行ってきました!
いよいよ2025シーズンのメジャーリーグが開幕! 2024年の春までシカゴに住んでいた身として、鈴木誠也選手と今永昇太投手のいるカブスへ勝手に親近感と愛着を抱いている私は、今回の東京シリーズの開催が決まってからずっとずっと楽しみにしていたのですが、開幕戦はチケット争奪戦に惨敗……(先着購入を試みたら「29万人待ち」と表示され、スッと画面を閉じました。笑)。
ただ、プレシーズンゲームのカブスVS巨人の試合のチケットをゲットでき、観戦に行ってきました! まさか日本でカブスのユニフォームに袖を通し、観戦できるとは……それだけで感無量。心の中で何度も「日本に来てくれてありがとう」と呟きました。そしてファンが団結して大合唱する応援歌や、旗・楽器を用いての応援は、「日本ならではだな」と、改めて日米の応援スタイルの違いを感じられ、面白かったです。
この一戦に42,000人を超えるファンが集まり、熱気に包まれた東京ドーム。
東京シリーズや開幕戦を見て「現地観戦に行きたい!」と思われた方も多いのではないでしょうか。私もシカゴ時代が懐かしくなり、体がうずきました。世界最高峰のプレーはもちろん、目の前にするだけでワクワクするスタジアムに、何度聞いても胸が熱くなる試合前のアメリカ国家斉唱、それぞれが自由に試合を楽しみながらも、ここぞというときには大声をあげて一体感を持って応援する観客の雰囲気、MLB独自の恒例イベント(7回裏が始まる前に「Take Me Out To The Ball Game.(私を球場に連れてって)」を大合唱するんです)など、ファンを楽しませるエンターテインメント性あふれる演出は、MLBの現地観戦でしか味わえない醍醐味です。
text:WAKANA SHIBUSA