隠れミッフィーを探せ?生誕70周年のオランダが産んだ愛されキャラクター、ミッフィーの魅力に迫る!

2024年12月からオランダ・アムステルダムで生活している、フリーアナウンサーの小山瑶さん。オランダって、どんな国? なにが素敵なの? そんな素朴な疑問に、現地に住んでいるからこそ分かるリアルな情報を交えて教えていただきます。今回はみんな大好き、あのキャラクターのお話。1歳の可愛い可愛い娘さん(ドイツで出産!)も一緒にナビゲートしてくれます♡
CONTENTS
隠れミッフィーを探せ?生誕70周年のオランダが産んだ愛されキャラクター、ミッフィーの魅力に迫る!
オランダといったら、みなさんは何を浮かべますか? チューリップにハイネケン、レンガの家、水車……なんとなくのどかなイメージが浮かぶのではないでしょうか。実は、老若男女多くのファンがいる愛されキャラクター、ミッフィーが生まれた国でもあるんです! オランダでは、街中のいたるところにミッフィーの人形が飾られているほど大人気。1歳になる娘も見かけるたびに「ミッフィー!」と声を出して喜びます。
そんなミッフィーは2025年で生誕70周年を迎えるそう。そこで今回はミッフィーの街、ユトレヒトに訪れてミッフィーの世界にたっぷり触れてきました♡
ユトレヒトの街並み。シンボルのドム塔は高さ95mにも及びます。
ミッフィーの作者・ブルーナの故郷。ユトレヒトってどんな街?
ミッフィーは、オランダのユトレヒトで生まれ育ったディック・ブルーナさんの作品に登場するうさぎのキャラクターです。日本では「ミッフィー」という名前が一般的ですが、オランダ本国では「nijnte」(ナインチェ)という名前で親しまれています。オランダ語で小さいウサギを意味する「konijntje」が、最終的に呼びやすい可愛らしい名前として「nijnte」になったんだとか。
ブルーナさん自身が子どもに白いウサギのおとぎ話をしていたことが、ミッフィー誕生につながっているそう。それが1955年のことで、今年で生誕70周年なんです。
ブルーナさんは60年間朝5時半に起床し、アトリエに向かっていたそう。その途中にあったのが、このcafe Orloff。ここでコーヒーを飲み、新聞を読むのが日課だったそうです。
ブルーナさんがいつも歩いていたであろうスプリング通り。この日も多くの人で賑わっていました。
text : HARUKA KOYAMA