LIFESTYLE

【楽しておいしい毎日ごはん】
暑い日はさっぱりと!
「あじの南蛮漬け」と
「いちじくのごまだれ」のレシピ

今日の一品
『あじの南蛮漬け』

薄く、細く切ってシャキシャキ感を生かした野菜と、カリッと揚げたあじがおいしくからむ、南蛮漬けをご紹介。野菜は油と相性がいい玉ねぎはマストですが、あとはセロリやきゅうり、パプリカなどでアレンジしても! ごはんもお酒もすすむ、夏にぴったりのメニューは必見ですよ。

「南蛮漬けは、魚のうま味で野菜をよりおいしく、たっぷり食べるのための料理!」(飛田和緒先生)

材料(2〜3人分)

あじ(3枚におろしたもの)‥‥2尾分(約200g) 玉ねぎ‥‥1個(約250g) にんじん‥‥1/3本(約50g) ピーマン‥‥1個 新しょうが‥‥大1かけ(約25g) 塩‥‥少々 片栗粉‥‥適量 揚げ油‥‥適量 南蛮だれ 赤唐辛子(半分に切ったもの)‥‥1本分 しょうゆ、黒酢、水‥‥各大さじ2 砂糖‥‥大さじ1

作り方
①野菜を切り、バットに入れる

玉ねぎは薄切りにし、にんじんと新しょうがはせん切りにする。ピーマンは縦半分に切ってへたと種を除き、斜めにせん切りにする。バットににんじん、ピーマン、新しょうがを広げて入れ、一番上に玉ねぎを広げてのせる。
★玉ねぎを一番上に広げ、揚げたてのあじを直接のせて! 玉ねぎに熱が少し入り、辛みが抜けやすくなる。

②あじを揚げる

あじは水気をペーパータオルでふき、1切れを3〜4等分に切る。塩をふり、片栗粉をまぶす。揚げ油を170℃に熱し、あじを入れる。軽く色づくまで2分ほど揚げ、取り出してそのまま①のバットに加える。
★あじはすぐに火が通るので、加熱調理も楽チン。衣は片栗粉だけでカリッと仕上げ、揚げるときは重ならないように入れて。

③漬ける

南蛮だれの材料を混ぜ、②のバットに回しかけて15分ほどおく。上下を返しながら軽く混ぜ合わせ、さらに10分ほどおく。
★野菜から水気が出てくるので、“南蛮だれ”の水分量は少なめに! 上下を返しながら、具材にしっかりとあじを含ませるのがポイント。

素材ひとつの副菜
『いちじくのごまだれ』

いちじくの素朴な甘さが、濃厚なごまだれと好相性。手軽に作れて映える一品は、リピート間違いなし!

材料(2人分)

いちじく‥‥2〜3個 A 水‥‥大さじ1〜1と1/2 白練りごま‥‥大さじ1 砂糖‥‥小さじ1/2 薄口しょうゆ‥‥小さじ1/4

作り方

1_Aはよく混ぜ合わせる。 2_いちじくはへたを除き、皮ごと6〜8等分のくし形に切る。器に盛り、Aをかける。

教えてくれたのは…飛田和緒先生
料理家。シンプルで家庭的なおいしさに、独自のアイデアをプラスした料理が大好評。ひと口食べるとほっとする、人柄が伝わるレシピにファンが多い。

cooking:KAZUO HIDA / photograph:MIYUKI FUKUO / styling:KANAKO SASAKI / text:HIROKO NAKADA

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