生卵が食べられない、日焼け止めは4,000円?リアル過ぎる【オランダ】駐在生活で困ったこと

2024年12月からオランダ・アムステルダムで生活している、フリーアナウンサーの小山瑶さん。オランダってどんな国? なにが素敵なの? そんな素朴な疑問に、現地に住んでいるからこそ分かるリアルな情報を交えて教えていただきます。今回はリアルすぎるオランダでの生活、そして困っていることについて。ヨーロッパって意外なものが、そんなに高額なんですね……!
CONTENTS
小山瑶の「アムステルダムの生活で大変なこと5選」
オランダ生活を始めてまもなく半年。オランダのいいところやおすすめスポットはもちろんたくさんありますが、冷静に「海外生活って大変だな」と、日本の生活と比べてストレスフルに思うこともあるのが事実……。理解しがたいオランダ文化にも、それなりに適応しなくてはなりません。SNSに流れるキラキラ映えな海外生活とは程遠い、リアルなオランダ生活について今回はお届けしたいと思います。
大変ポイント①買い物が1店舗で終わらない!
これ、海外在住の日本人の方は今、頷いている方も多いのではないでしょうか? 私たち日本人が普段通り何不自由なくオランダで暮らすには、“はしごスーパー”があたりまえなんです。以前住んでいたドイツに比べて、スーパーの種類も日本食品のバリエーションも少ない。とにかく、毎日生きることで精一杯! なんて思う日も。
食べ盛りで絶賛成長中の1歳の娘がいるので、栄養のことを考えると、いくつもスーパーを買いまわるしか方法はありません。私的ルールは、野菜類はスーパーマーケット、肉、魚類は近所に美味しい専門店があるので選んで買いに行っています。そして、日本人にはおなじみの豚バラ薄切り肉は簡単に手に入らないので、精肉店でわざわざ切ってもらっています。ここでは1kg約13ユーロ(日本円で約2,500円ほど)と、価格は日本とさほど変わらない気もします。アムステルダム市内では安い方だそうで、理由としてはお店自体が牛を飼育しているためと話していました。
子どもにはいつもお手製生ソーセージを切ってくれます。
よく食べるサーモンはこの大きさ350gで11ユーロ(日本円で約1,792円)です。サーモンは年中、油ののった美味しいものが手に入るので便利です。
text : HARUKA KOYAMA
※記事内の日本円価格は2025年5月のレートで換算しています