猛暑対策に【はちみつ】がイイ!「ミニトマトのマリネ」&「スタミナ手羽元焼き」で夏を乗り切ろう
【はちみつレモン】で作る簡単2品レシピをご紹介
はちみつ料理研究家の河村千影さんに、夏疲れ対策に効果的なはちみつレモンを使ったお手軽レシピ2品をご紹介いただきます。前述した【はちみつ】の効能に疲労回復に役立つレモンのクエン酸パワーをプラスすれば、猛暑を乗り切る最強セット。はちみつレモンといえば、さわやかなドリンクのイメージがありますが、他の調味料と混ぜてドレッシングに、肉などの漬けダレにと、万能に使える調味料なのです。
<はちみつレモンの作り方>
ノーワックスレモン(2個、約100g)は洗いよく水気をふき、輪切りやざく切りにする。保存容器に切ったレモンの半量を入れ、はちみつ(100g)の分量の半分くらい入れる。レモンから果汁がすぐ出てくるのでしっかりはちみつと混ぜる。残りのレモン、はちみつを入れる。1時間程度でレモンの果肉が浮いてくるので、混ぜて果肉を液に浸しておく。
【はちみつレモン】のミニトマトマリネ

【はちみつ】の浸透圧と糖分による腐敗防止の効果で、はちみつレモンはマリネ液としても重宝。トマトの他には玉ねぎもオススメの具材です。プチトマトの皮は湯むきせず、冷凍してむく方法で真夏の台所仕事も涼やかに。カレーの付け合わせにもぴったりです。
材料(作りやすい分量)
プチトマト…10粒ほど
はちみつレモン…大さじ2
作り方
1 プチトマトを洗い、水気をしっかりふき、ジップ袋に入れ一晩冷凍する。
2 1を取り出し、水をはったボールに漬ける。
3 2のプチトマトの皮に亀裂ができたら手で皮をむく。
4 3の水気を軽くふき、器に入れる。
5 4にはちみつレモンをかけ、冷蔵庫で2時間ほど漬ける。
【はちみつ】が甘いのは糖度が高いから。ミツバチは冬の花の少ない寒い時期に食べる保存食をせっせと作っています。そのおすそ分けを頂いているのが人間というわけです。高い糖の中では細菌が繁殖できないので、【はちみつ】は腐敗しにくい自然の保存食品なのです。酸っぱい甘いは疲れを癒やす味わい。夏にぴったりのさっぱりとした酢の物を、はちみつレモンで作りました。
【はちみつレモン】の手羽元焼き
お肉を漬けて焼く、煮るという下ごしらえに、しっとりふっくら仕上げてくれるはちみつは大活躍。だんだん暑くなってくると、こってりメニューが食べにくく感じますよね。それでもスタミナはつけたいという時は、はちみつレモンとしょう油のさっぱりタレに漬けて焼いた鶏手羽元のおかずを試してみてください。甘しょう油とは違った、食の進む1品になりますよ。
材料(手羽元8本分)
手羽元…8本
クレソン…1束
オリーブ油…大さじ1
A
塩…小さじ1/2
はちみつレモン…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
酒…大さじ1
にんにくのみじん切り…1かけ分
作り方
1 手羽元をジップ袋に入れ、Aを全て加え、よく混ぜ冷蔵庫で2~3時間漬ける。
2 クレソンは水洗いし水気をふき食べやすい長さに切る。
3 フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、1を並べ焼き目をつける。
4 3をオーブンに移し、グリルで約15分焼く。クレソンを添えていただく。
5 皿に盛り、クレソンを添える。
レシピを教えてくれた方_河村千影さん
はちみつ料理研究家。一般社団法人日本はちみつマイスター協会代表理事。漢方スタイリスト。養生薬膳アドバイザー。ただ甘いだけじゃないはちみつの味わいや活用法、その健康や美容への効果などを協会主催の講座やワークショップ、薬膳料理教室、カルチャーセンターで教えている。はちみつと薬膳をかけ合わせた料理を提案。近著に『はちみつレモンレシピ』(主婦と生活社刊)がある。
otona MUSE K
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。