スタイリスト木津明子の【こども食堂】みんな大喜び！素敵なプロ集団「移動美容院」がやってきた

まずはこの日記の主である木津明子（きづあきこ）の自己紹介を。スタイリストとして働きながら子ども食堂を運営する2児の母です。私は【こども食堂レインボー】がある横浜市磯子区の洋光台駅という町で育ちました。スタイリストのアシスタントを始めたころも、1時間ほどかけこの街から都内へ通っていました。アシスタント期間の途中から都内へ引っ越し、8年ほど東京住まいでしたが、長女（現在中3）を出産後に地元である洋光台へ再び戻ってきました。そしてこの街に恩返しをしたいという気持ちで、3年前に子ども食堂を開いたというワケです。

そんな食堂の様子をお伝えしているこの連載ですが、６月はイベントが盛りだくさんで、【レインボー】も普段と違う雰囲気に。子どもたちにもたくさん楽しんでもらえたと思います！ ６月最初の週のゲストはヘアメイクの北一騎さんが率いる【小さな美容室】チームが初来店。子どもたちのヘアアレンジ＆メイク＆カットをしてくれました。メイクスタンドもプロ仕様の本格的なものが登場し……、女のコたちのテンションは高まるばかり♡

ランチ営業後に【小さな美容室】始動！ オープンと同時にヘアカットもヘアメイクのコーナーも長蛇の列！ 「どんな髪型にしたい♡」とか「こんなヘアアレンジをするんだ！」とか列で待つ間もワイワイ大盛り上がりでした。可愛く、カッコよくなってみんな嬉しそう〜！

北さんとは１０年くらい前にお仕事をご一緒させていただくことが多かったのですが、先日久々に仕事の現場でばったり再会。そのときに「こども食堂にうちのチームで行けるよ」と声をかけていただいて、今回のイベントが実現しました。


【こども食堂レインボー】のYouTubeチャンネルで始めたお仕事インタビュー動画で北さんのお仕事について詳しく聞かせてもらいたいなと思い、この日はYouTube撮影もお願いしちゃいました！


このインタビューを通して、北さんの【小さな美容室】（※）での活動の内容を知ることができました。ヘアメイクのお仕事で出会う俳優さんたちのパッションが男前で、日々刺激を受けていること、小さなころはどんな子どもだったのか、どうしてヘアメイクの仕事をチョイスしたのかなど北さんのパーソナリティから、子どもたちが真似できるヘアアレンジ＆メイクの方法などもたっぷり教えてもらいました♡

普段仕事場ではなかなかこういった深い話にはならないので、また新しい北さんの一面を知ることができ新鮮でした！

北さんはプロのヘアメイクとして、ファッション撮影やテレビや映画作品で活躍している中、介護施設や障害を持つ方の施設などに訪問する移動型美容室【小さな美容室】も運営しています。ヘアメイクの仕事で得られるものとはまた違う【小さな美容室】での活動。その活動を通して、北さんが施設で出会うお客さんにかけてもらった言葉や感動したエピソードを聞くことができ、【レインボー】で日々子どもたちに対して私が感じているものと似ているなと、共感することが多かったです。

私も人と出会うこと、関わることを真剣に続けて行くぞ！ と改めて決意しました。

【小さな美容室】という名前は北海道の北さんのご実家のお母様が始めた美容室の名前を引き継いでるそう。そんな名づけの由来も素敵♡

【こども食堂レインボー】のYouTubeのお仕事インタビューは、子どもたちって親の職業は知っていても、なかなか他の職業を知る機会がないんじゃないかなと思いスタートしました。子どもたちにさまざまな職業についての理解を深め、将来の夢の選択肢が広がっていったら嬉しいな。そして、まだ2回しか撮ってないのですが私自身、ゲストの話を聞くことで一番勉強させてもらっています（笑）。ありがたい！ ありがたい！

YouTubeの編集に四苦八苦し、あまりに素人すぎてiPhone&iPadをうまく使いこなせないもどかしさが前面に出てしまっているかもしれませんが、臨場感たっぷりのYouTubeになっていますので、ご覧いただけると嬉しいです♡ 【こども食堂レインボー】の雰囲気もちょっと感じられると思います！