韓国パラダイスシティで2泊3日を遊び尽くす!【アクティブ派の欲張りステイ】パーフェクトリスト
【DAY2】10:00
巨大スパ「CIMER(シメール)」で、遊ぶ&癒やされる

外観からはわかりませんが、想像を絶する“とんでも”空間が!
2日目の朝にして今回の旅のメインイベント!? 一番のお目当てへ行ってまいります! パラダイスシティにあるもう一つのホテル「ホテル・アートパラディソ」を経由して外へ出ると、正面に見えるのがスパ「CIMER(シメール)」。ヨーロッパの雰囲気を持つアクアエリアと韓国のチムジル文化を融合させたラグジュアリースパです。水着を着用して遊ぶアクアエリアは、自然光がたっぷり降り注ぐウォータープラザを中心に、LEDパネルで幻想的な世界が楽しめるバーチャルスパや洞窟プールなど、さまざまなコンセプトのアクアスパが盛りだくさん。スリル満点のウォータースライダーや屋外インフィニティプールもあり、ゆっくり水に浸かることもアクティブに遊ぶことも可能です。
イタリアのサン・マルコ広場をモチーフにデザインされた「ウォータープラザ」。
天窓から陽射しが降り注ぎ、屋外にいるような明るさと開放感。
LEDパネルに囲まれたバーチャルスパ。映し出される映像は吸い込まれそうなほどの迫力。
独特な雰囲気を放つ洞窟スパ。
1Fの屋外プールは優雅な雰囲気。屋上にはインフィニティプールも。
今回は個別ジャグジーのついたプライベートカバナを予約していたので、そこを拠点に水遊びを満喫。遊び疲れたら、人目を気にせずのんびりくつろげます。飲んだり食べたりはもちろん、室内のモニターではYouTubeも流せるので推しの映像を観ちゃったり……♡
ソファやモニターを完備したプライベートジャグジー。
ジャグジーに入りながらベプ(※韓国語でベストフレンド)と語らうのもまたいい時間。
まだお昼ですが、ビール失礼しまーす♡ 韓国ビールは炭酸の強いcassが好きです。
お腹が空いたら、お料理をここでオーダーすることもできます。スジェビ(すいとん)やカルビタンなど、しっかり食べられます。
YouTubeを流すこともできるカバナ内のモニター。推しのMV観ちゃおっと♪
スケルトンのプールではしゃいだり、映えスポットで自撮りしてみたり、カバナでビール飲んだりしていたら、あっという間に時間が経過。水遊びのあとはサウナがあるチムジルゾーンで“整いたい”ので、いったん更衣室へと戻ります。軽くシャワーを浴び、館内用のサウナ着に着替えて2Fのチムジルゾーンへ。
ここには韓国のチムジルバンをベースとしたサウナや休憩ルームがあり、100%全力でダラダラするためのエリア。アメジストが敷き詰められたサウナや塩サウナ、いわゆるヒノキのサウナもあり、温度や効能もさまざまで、気ままに“行ったり来たり”を楽しめます。1箇所に長く留まっていられないアクティブ派にも持ってこいのバリエーションです。
いくつもあるサウナルームのひとつ、まずは64℃のアメジストルームへ。
壁全面にアメジストがぎっしり! 壁に寄りかかって座れば、背中のツボ押しにも!?
68℃の塩サウナでデトックス。ゴザの上で寝転がれるスタイルに、ブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気がまたいいんです。
ゴザってどうしてこんなに心地いいんでしょう? 備えつけの枕も使って、ガチ寝してます。
木のヒーリング効果も相まって、深呼吸しながらリラックス。
体に熱が溜まって来たら、アイスルームでクールダウン。はぁ〜、気持ちいい〜。リセットされたら、またサウナへ。そんなふうに永遠のリピート(笑)。
氷を模した装飾は美しいだけじゃなく、見た目にも涼やか〜
チムジルゾーンの売店ではシッケやエイドのドリンク類ほか、燻製たまごやスナックも買えるので、小腹が空いても問題なし。右手の冷凍ボックスの中にはバスキン・ロビンス(日本では通称サーティーワン)のアイスクリームが! くぅ〜、こちらも惹かれる〜♡
サウナルームをひとつずつ回って、シッケを飲んで、またサウナに戻って寝そべって……と究極のダラダラ時間を過ごし、最後はマッサージチェアで締めます。柔らかなクッションに身を委ねるだけで眠りに誘われるのですが、椅子が後傾し、ふわっと無重力のような感覚になると爆寝までのカウントダウンがスタート。しなやかな揉み玉の動きと心地いい空気圧の締めつけで、ふくらはぎから手のひらまで揉みほぐされます。
プールで遊び、チムジルで癒やされ、フル充電完了。再びシャワーを浴び、パウダールームで身支度をして、ホテルへと戻ります。
前回訪れたとき、その気持ちよさにすっかり味を締めた噂の(!?)マッサージチェアがこちら。20分=5,000ウォン(約550円)。家に欲しぃ……!
text_YURI SUGIYAMA
photograph_KAORI IMAKIIRE