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よく眠れた!【コンラッド・シンガポール・オーチャード】ホテルの「宿泊客の安眠」への執着がスゴかった

取材旅行で訪れたシンガポールで、昼の予定を済ませ夕方部屋に一瞬戻ると、室内に「ぼわわわあ~~~~ん」という謎の音楽が流れていました。え、何? テレビ画面がついていて、おじさんがクリスタルボウルやチャイムっぽいものをゆったりと演奏しています。歌ったり踊ったりするのではなく、ただひたすらにぼわわわわ~ん、ち~ん!

 

なんじゃこれはとテレビ画面を操作すると、ホテルの案内画面のド頭に『SLEEP-TO-WAKE RITUAL』というメニューが表示されていることに気づきました。英語が堪能ではないのですが、睡眠と起床に関する何かであることは、アホな私でもわかります。なんだろうねこれは……。

これこれ。この部分よ。

選択すると今度は「Sound Bath」と「Pillow Menu」の文字が。ピローメニューのほうは写真を細かく撮り忘れたのですが、要するに「枕、合ってる? ダイジョブ? そもそもいくつか種類を用意しておいたんだけどさ、もし合わなかったら合うまで変えてあげるから、言ってね。なにがなんでもあると思うの、うち!」的なアツいメッセージ。

わざわざ枕のメニューまで用意するかね。

そして問題の『Sound Bath』です。要するにこれが、冒頭のおじさんのぼわわわわあ~~~んだったワケです。

無知な私は『サウンドバスって何? 風呂で音でも鳴るの?』と混乱。

選択するとまたおじさんがぼわわわ~~~んしてました。

「サウンド・バス」とは、クリスタルボウルやベルほかさまざまな楽器の響きに心身を委ね、深いリラクゼーションを得る音楽体験のことだそう。睡眠を促すのもそうですが、トラウマなどストレスを解き放つにもいいんだそうです。へー、知らなかった。

 

この日遅くまで仕事して部屋に戻り、22時ごろから仕事の整頓をしたり、明日の準備をしたりする時間になんとなくこのぼわわわわ~~~んを流しておりましたら、私としては珍しく0時ごろに眠気が襲ってまいりました(日本でもですが、海外で日付が変わる前に眠ることはほぼないです。人生ずっと夜更かしして生きてきたもので)。アレ……眠いかも……明日の服と荷物大丈夫かな……まあいいか起きてからで……と、なんとか目覚ましアラームを予約してでっかいベッドに入りました。翌朝も取材のため7時前には起床しましたが、快眠! 

おじさん、とか失礼なこと書いてますがAzmi Samdjagaという、とっても有名な方みたいです。

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※本記事の情報は2025年10月渡航時のものです。1シンガポールドル=121円で計算しています。

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37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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