よく眠れた!【コンラッド・シンガポール・オーチャード】ホテルの「宿泊客の安眠」への執着がスゴかった

この【コンラッド・シンガポール・オーチャード】のSLEEP-TO-WAKE RITUALは、このホテルが独自に用意しているゲストの快眠のためのプログラム。枕とサウンドバスに加え、実は初日の夕方室内のバーコーナーにこのプログラムのハーブティーが、バスルームにシャワーボムがそっと置かれていました。
シンガポール・スリングという有名なカクテルの名前にひっかけているんでしょうね、「SINGAPORE SLEEP」とプリントされたハーブティーはハイビスカスはパンダン(東南アジアで料理によく使われている葉っぱ)、レモングラスなどを配合したノンカフェインタイプ。こちらのカードには「夜はリラックスしてー、このお茶飲んで、テレビでサウンドバスを流して、耳たぶとか、眉間とかをちょっと自分でマッサージしてごらんよ。そしてたらよく眠れるよ」的なことが書かれています。「起きたらちょっとあったかくした白湯を飲んで、ホテルの周辺をちょっと歩いて緑に触れておいで」的なアドバイスまで。そう、SLEEP-TO-WAKE RITUALはよく寝てよく起きてシンガポールを楽しんでおくれよ、というホテルからの気遣いだったのです。

こちらがバスルームにそっと置かれていたシャワーボム。このお部屋はバスタブがないので「バスボム? 何に使うんだろう?」と思ったのですが、

静かな逃避のためおシャワースチーマーと名付けられたコレは、シャワールームで最初ちょっとお湯をかけて反応させることで、シャワールーム内がいい香りに包まれリラックスできるというものです。

使用中の写真がこちら。非常にナチュラルな、セージなどの爽やかな香りがたちこめ確かにリラックスできます。ずっと足元には置かず少し水がかからないところで反応させ続けると香りが持続しますよ。
そして、私実は20代のころからバリなどのコンラッドホテルの香りやアメニティがことごとくツボで毎回「売ってたら買って帰る」と思うもの満載なんですが、今回はコレでした。バスローブです。外側はさらっとした触り心地で、内側はすべすべのタオル地で「パジャマ持ってくる必要なかったじゃん!」状態。お願いだからコッソリ売ってくれないかなと、今も思っています。これで寝てはいませんが「できる限り長い時間着ておきたい」心地よさでした。ぜひ泊まって体感してください。

あまりに気に入り過ぎてバスローブの写真を数十枚撮っていました。売ってほしい、お願いだから。
いやー、眠れるって最高ですね。どこでも安眠できる方は「何を言っているんだ」とお感じかもですが、旅先で睡眠不足になる方も一定量はいらっしゃると思われ、この苦しみと眠れた日の喜びは共有できるのではないかと思います。とりあえず私は帰国後もサウンドバスの動画や音源を探し漁り、自宅でもぼわわわわ~~~んと夜は音を流して【コンラッド・シンガポール・オーチャード】に思いを馳せております。

夜、ホテルの中をちょっと散策してもいちいち絵になるのよ。コンラッドだもん。
otona MUSE Y
※本記事の情報は2025年10月渡航時のものです。1シンガポールドル=121円で計算しています。
EDITOR
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