寒い冬はおでん! 大量調理に「だしパック」が最高だった|スタイリスト木津明子の【こども食堂】

木津明子の子ども食堂日記vol.48「万能だしパックで美味なるおでんができちゃったお話」
まずはこの日記の主である木津明子(きづあきこ)の自己紹介を。スタイリストとして働きながら子ども食堂を運営する2児の母です。私は【こども食堂レインボー】がある横浜市磯子区の洋光台駅という町で育ちました。スタイリストのアシスタントを始めたころも、1時間ほどかけこの街から都内へ通っていました。アシスタント期間の途中から都内へ引っ越し、8年ほど東京住まいでしたが、長女(現在中3)を出産後に地元である洋光台へ再び戻ってきました。そしてこの街に恩返しをしたいという気持ちで、3年前に子ども食堂を開いたというワケです。
毎月の食堂の様子をレポートしているこちらの連載、今回は冬に食べたくなるあのおかずのお話です!

買い出し中の私。短い時間で容量よく! 悩まず、目的のものを確実にかごに捕獲していくハンターのよう。
冬といえばアツアツの【おでん】♡ 今までスタッフと献立を何にしようか話してきたときに、何度も出てきた「冬はおでんだよね〜」の言葉を何度となくスルーしてきた私。そのわけは、①具材が多くて材料費がかかる②味付けに自信がない!の2つでした。
【レインボー】のサイトでは毎食30食を用意しているとうたっていますが、実は30食ではあっという間になくなってしまいます。せっかく来てくれた子どもたちに何も出せない状態には絶対にしたくないので、毎食50〜60人の子どもたちが食べられるように十分な量を作っているんです。せっかくのおでんだったら、野菜だけではなくはんぺんとか練り物も入れたいじゃないですか、となるとやはりコストがかかっちゃうんですよね。そして味付け、ワイルドな味付けじゃなく、品のある味つけを普段からしてこなかった私は、薄い色の煮物を作るのが苦手。食べるのは大好き♡ なんですけどね。
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