【ブランカ】のスイーツとワインのペアリングが最高すぎた話

お洋服にせよ食べ物にせよ、“新作”という文字と、3食ぶっ続けでも平気なくらい甘いものに目がない私、編集S。 今回は気の置けない友人たちとのパーティや、ちょっとしたティータイムにぴったりな「BLANCA（ブランカ）」の贅沢なデザートと、パーティーシーンには欠かせない日本ワインとのペアリングをご紹介します。

「ミシュラン京都・大阪」から、4年連続一つ星獲得など高い評価を得て、2020年から東京・日本橋に移転した、予約困難なスペイン料理の名店「acá（アカ）」のオーナーシェフ、東鉄雄（あずまてつお）氏が監修するプレミアムスイーツブランド、ブランカ。 “焦げを楽しむスイーツ”をコンセプトにしたブランカのシグネチャー、バスクチーズケーキは、大々的に宣伝することがなかったにも関わらず食通界隈で賑わいを見せ、瞬く間に人気に火が付き幻のスイーツと言われるまでに。 チーズの濃厚な香りはもちろん、ねっとりとしたテクスチャーは、バスクチーズケーキと一括りにするのはもったいないくらいのプレミアム感あふれるもの。ああ、このケーキにペアリングさせるのは、コーヒーや紅茶だけではもったいないと思い、日本ワインの楽しさを提案する「wa-syu OFFICIAL ONLINE SHOP」のバイヤー 菊地さんに、ぴったりなワインを教えていただきました。

菊地：カラメルのようなほろ苦さと、さっぱりとした甘みが特徴のバスクチーズケーキには、山梨・勝沼町「シャトージュン」のデザートワイン「クリオエクストラクション甲州 2020」がオススメです！ 編集S：スイーツに甘口のデザートワインを合わせるのはいかがなものか？ と思っていたのですが、「クリオエクストラクション甲州 2020」はデザートワインでありながら極甘口ではない甘口で、フルーティーですっきりとした後味。ハチミツやリンゴのような香りや、ネクターを思わせるような甘味、爽やかな酸味が心地よく、ずっと飲み続けられるタイプのデザートワイン！ チーズケーキも甘過ぎないので、ワインのジューシーな甘味が際立ち、これこそ口福の極みだわ♡と友人と至福のひとときを過ごしました。 お正月が明け、新年会にはこのチーズケーキをお持たせにしよう！ と、サイトをよ～くよく見てみると、濃厚プリンも発売されているではありませんか！

2022年9月に発売された濃厚なテクスチャーのプディングはシグネチャーであるバスクチーズケーキ同様、焦げを活かしたもの。独自の製法の2段焼きにより、かつてない香ばしさとコクが特徴。生地は3度も濾され、じっくりと火を通した湯煎焼きのため、テクスチャーは至極のなめらかさ。職人技から生まれる“焦げ”と“コク”はこれまでにないプディングです。

菊地：この贅沢極まりないプディングに合わせたいのは、ナツメグやシナモンの香りがアクセントになった、日本を代表する醸造家・味村興成（あじむらこうせい）氏が手掛ける、長野・塩尻市「ドメーヌ・コーセイ」の赤ワイン「KATAOKA MERLOT（片丘メルロ）」のアメリカンオーク。樹齢5年という、比較的若いブドウの樹を使用したこのワインは、澱下げや濾過せずとも生まれるスムーズなタンニン感やピュアなラストが特徴です。 編集S：じっくり飲んで余韻を楽しむのにもいいけれど、フレッシュなタンニン感は食事の最後にプディングと合わせていただくのにもぴったり！ プディングが濃厚だからこそ、雑味のない、少しスパイシーなワインが合いますね。 甘い物好きはもちろん、お酒好きにもハマると噂になっているので、これはどの新年会でもウケそうだわ♡と、早速来週開催される新年会に向けてワインとセットでポチリました。気の利いたお持たせを持っていきたいけれど、どんな食事や飲み物が用意されているか分からないし……、 個人的に2022年はそんなことが多々あったので、今後はブランカの至極のデザートと日本ワインのセットを伝家の宝刀にしよう、と心に決めた次第です。