脳を冷やして最高の眠りを!
ミューズ界隈で話題の枕、
「ブレインスリープ」を使ってみた
オトナミューズ界隈で「連鎖買い」現象が起こっている話題の枕、「ブレインスリープ」。個人的にも非常に気になっていたので、入手して実際使ってみました。2週間使用した結果を編集Wがリポートします。
水で戻したら麺になりそうな
不思議なルックス
枕が届いて箱を開け、まず驚いたのはこの形状。でっかい食器洗いスポンジのようで、およそ「枕」というイメージからは程遠い見た目です。触ってみるとけっこう硬くて弾力もあり、“ふわふわに包まれたい派”としては、ちょっと気持ちが引いてしまいました。
しかし、この形状こそが、ブレインスリープが「究極の快眠枕」と言われる所以。熱を逃がすことに特化した結果、こういう仕上がりになっているのね……と、説明書を読んでふむふむ。「頭寒足熱」と昔から言われていますが、これ、とても理にかなっている言葉で、質のいい睡眠の秘訣は「脳を冷やすこと」なんだそうです。
最高の睡眠に欠かせない
「黄金の90分」とは?
睡眠には深い睡眠の「ノンレム睡眠」、浅い「レム睡眠」があり、これが4~5回ほど繰り返されて朝を迎えます。最初のノンレム睡眠が一番深く、時間は約90分程度。この90分をブレインスリープは「黄金の90分」と呼んでいて、脳内の老廃物の除去、成長ホルモンの分泌など、脳とからだのコンディションを整える重要な時間なんですって。で、この「黄金の90分」をよいものにするのに必要なのが、脳の温度を下げること。それを叶えるために開発されたのが、この春雨みたいな枕なのです。
と、ひととおりお勉強したので、ここからは完全に個人的な感想をお伝えします。
枕の高さは3バージョンあるのですが、公式サイトで診断して真ん中の「Standard」を選択。手前と奥の高さが違っており、私は低い方を手前にセット。お好みでフィットするほうを選べばいいそうです。
実際に頭を乗せてみると、やっぱり「ちょっと硬いかな?」という印象。これまで使っていたのが低反発素材の枕だったので、余計にそう感じるのかもしれません。ただ、これは最初の2~3日くらいで、枕自体が自分の頭の形にフィットしてくると、その後はむしろその硬さゆえ頭をホールドしてもらっているような安心感がありますね。私は横向きで寝ることが多いのですが、中央がやや柔らかく、左右外側に向かうほど固くなっていく構造なので、頭の位置が安定して寝違えが無くなりました。実はそれが一番有難かったかもしれないです。
そして、やっぱり「頭が涼しい!」です。この公式ウェブを立ち上げたこともあって、今まで以上にパソコンに向かっている時間が増えたからか、夜になると「熱をもったスマホ」みたいな状態になる(あくまでもイメージですよ)のが辛かったのですが、この枕で寝ると、朝起きたときには前日パンパンになった脳がリセットされているような気持ちになりますね。シャッキリするというか。
2週間枕を変えただけで、「びっくりするくらい健康になりました!」みたいな劇的な変化はありませんが、私は「ブレインスリープ」好きです。寝心地いいし目覚めもいいので引き続き使用は続けてみようかと思ってます。からだや心に変化が表れてきたら追ってご報告しますね!
otonaMUSE W