キッシュ風ならグラタンも簡単!ホームパーティで使える大庭英子先生の『キッシュ風グラタン』と『柿の冷製スープ』のレシピ

年末年始などのイベントで、グラタンが作りたいけど、ハードルが高過ぎる……と思っている方には、簡単に作れるキッシュ風がオススメ! 耐熱容器に具材を入れて焼くだけで、チーズがとろけるボリューム満点のパーティメニューが完成します。
今月の一品は
『キッシュ風グラタン』

「水分の少ないブロッコリーとえびは、ゆでてから焼くと乾燥してパサパサにならない!」大庭英子先生
材料
(18×14×高さ4.5cmの耐熱容器1個分)

むきえび(小)...... 120g
ブロッコリー ......小1株
ミニトマト......12個
卵 ...... 3個
塩 ...... 少々
ピザ用チーズ ...... 80g
A
生クリーム ...... 1/2カップ
塩 ...... 小さじ1/4~1/3
こしょう......少々
①ゆでる

ブロッコリーは小房に分け、大きいものはさらに縦2~4等分に切る。ミニトマトはへたを取る。えびはあれば背わたを除き、水で洗って水気をペーパータオルで拭く。鍋に湯を沸かし、塩、ブロッコリーを入れて20秒ほどゆで、ざるに上げて水気 をきる。同じ湯にえびを入れてひと混ぜし、えびの色が変わったら、ざるに上げて水気をきる。★ブロッコリーとえびは仕上げにオーブンで焼くので、さっと火を通せばOK。えびはゆでて、臭みをおさえる。
②卵液を作る

オーブンは200°Cに予熱する。ボウルに卵を割りほぐし、Aを加えて混ぜ合わせる。★卵液には、牛乳ではなく生クリームを加えることで、グラタンがまろやかな味わいになる!
③焼く

耐熱容器にブロッコリー、えび、ミニトマトを入れてチーズを散らし、卵液を流し入れる。予熱したオーブンに入れて20分ほど焼き、オーブンの温度を160°Cに下げて、さらに15分ほど焼く。★途中でオーブンの温度を下げて低温で焼くと、卵がしっとりとした食感に。
素材ひとつの副菜
『柿の冷製スープ』

塩は少なめに加え、柿の甘さをちょうどよく引き立てて。おろし金は目が細かいものを使うと、口当たりがよくなる。
材料(2人分)
柿 ...... 小2個
A
レモンの絞り汁......大さじ1/2
塩、こしょう ...... 各少々
作り方
① 柿は皮をむき、種があるものは横半分に切って種を除く。おろし金ですりおろし、ボウルに入れる。
② ❶に冷水1/2カップを加えて混ぜ、Aで調味する。
cooking:EIKO OHBA / photograph:KEIICHIRO MURAGUCHI / styling:MARIKO NAKAZATO / text:HIROKO NAKADA
otonaMUSE 2023年2月号より